日経新聞2004年3月26日

バイオリンの桐山建志
現代楽器でリサイタル

ピリオド(作曲当時の仕様の)楽器の合奏団、オーケストラ・シンポシオンのコンサートマスターを務めるなど、バロック・バイオリンの名手として知られる桐山建志=写真=がモダン(現代仕様の)楽器によるリサイタルを4月6日に束京文化会館、7日に長野県県民文化会館で開く。プログラムにはブラームス、ドホナーニらの曲が並ぶが、中でも20世紀前半に活躍したハンガリーの作曲家、バルトークの作品にかける思いは強い。「学生時代から何度も弾き、自分が作曲を学ぶ過程では民族和声の生かし方に共感する部分が大きかった」という。ピアノは独フランクフルト音大の同級生、ウィグベルト・トラックスラー。改めてモダン楽器を弾く背景について、桐山は「どの楽器を使うかより、どのような音、音楽を表現したいかの方が大切」と語る。問い合わせは両日ともオフィスアルシュ電03・3952・8788。

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