Chaconne/Takeshi Kiriyama
シャコンヌ/桐山建志
Caille Records CAIL-728

寄せられた声

 

いつもCD「シャコンヌ」を聴いています。実は大事な仕事をする時によくききます。
締め切りを前に物事や内面に集中して向き合わなくてはならない時などに。
ききはじめるとすぐにすっと落ち着いて心が集中してきます。
桐山さんの演奏には本当に不思議な力があると思います。
「ヴィターリのシャコンヌ」が聴きたくて注文しました。
たいへん艶やかなバイオリンの音色でよく歌う演奏で、
各変奏のつながりもなめらかさと表情の変化を両立していて見事でした。
通奏低音の伴奏も自然で、愛聴盤になりそうです。
ニ短調パルティータを聴きました。デビューCDの方と、新しいCDのと 2回づつ。
先月、CDを買って最初に聴いた時に感じたのは色のイメージ。「クリア」と「グレイッシュ」。
これはもしかしたら、ジャケットの印象のせいかも…?
今日、ゆっくり聴いていて思ったのはガラスのイメージ。「クリスタルガラス」と「ガレのガラス(←新CD)」。
どちらの演奏も、それぞれに素敵で、どっちが好きかなぁ、と考えてましたが結局決められませんでした。。。
いいですね。
バロックヴァイオリンの音色をどう言葉で表現したらよいのか戸惑いますが、
ビブラートのない音の発音の明解さ、澄んだ響き、とでも言うのでしょうか、
そうした透明な音の泉、あるいは洪水、
繊細で、止まることなく流れていく、溢れていく音、
浮き上がったり、沈み込んだり、勢い良く噴出したり。。。
そんなことを聴いていて感じました。
特にヴィターリとバッハのシャコンヌの演奏が気に入っています。
早速聞きました。本当によかったです。同じ曲を何度も何度も聞き返していました。

聞いていて、桐山さんが出す一音一音の重さと、
ところどころに聞こえるバイオリンを弾く時の息使いが、
聞き手を曲に集中せずにいられなくするのだと感じました。

今後、もし行ける範囲内でコンサートが行われたら、
是非聞きに行きたいと思います。

とても奇麗な音で、こういうシャコンヌもとってもいいと思いながら、
昨日は一日中仕事しながら聴いてました。

機会があったら、桐山さんのコンサート是非行きたいと思います。
これからも応援してます!

 全体を俗に評するとCDは”癒し系”の構成である。
日常生活に疲れた人にはとても心地よくリラックスできるはずです。
演奏会場などにCDをおく場合には一般の方には、その点を強調するといいでしょう。
特に、カプリッチョ(スパゲッチーの名前風ですけど)は癒されるはずです。
もし、癒されなければ、別のところに問題を抱えている方だと思われます。

演奏とてもいいです。でもまだ、磨けるところもあるはずです。
このCDのいいところは、チェロとチェンバロがさりげなくバックで流れているとこだと思います。

 CDが届き、さっそく聴いております。澄んだ、きれいな音ですね。人柄が表れるのかしら。
アルバム7番目の無伴奏ヴァィオリンパルティータ、ciacconaを聴いて、特にそう思います。
 それから2番目のcapricci ハ長調が、
8番目のシュメルツァーのソナタ4番ニ長調がやさしくて、澄んでいて、聴いていて ほっとします。
とっても、弾き方と、曲調が ぴったり。very good !

毎晩、シャコンヌを夜更けの楽しみになさっているそうです。
 なかなか素敵だとおっしゃっていますよ。

背後に漂う、えも言われぬ空気感が、私には何とも言えず
当時の時の薫りが立ちのぼって来るようです。

演奏については HP にたくさん賛辞が寄せられているようですので、あえて申し上げません。
貸してもらった CD の1曲目を聴いた段階で、録音の良さと確固たる演奏が大変印象に残りました。
CD 店の店頭で流して貰えればきっと売れるのではないかと思います。

録音については会場の音も良く拾いながら、各楽器の音も良くとらえられていますね。
ブックレットの写真を拝見すると、各楽器に対しては比較的オフ気味のセッティングかなと感じました。
それでありながらヴァイオリンの音の合間に息遣いがやや大きめに録音されているのが少々気になりました。
どういうマイクセッティングをされたのか気になるところです。

ジャケットデザインやレーベルの印刷もしっかりしていますね。
相当経費がかかったのではないでしょうか。
包装のフィルムはちと固めの素材ですね。

ジャケットデザインについて少々気になる点があります。
まず、前面の "Chaconne" はフォントのウェイトが細いので、
アルバムタイトルとしては弱いという印象を受けます。
全体にシックな配色で品のいい感じでとても良いと思います。

「収録曲目について」のページは色地に白文字という配色は良いと思いますが、
次のページでまた白地になリ、その次に写真を使用したページ、そしてまた白地のページという構成は、
ホッチキス止めがされていない点と相まって、両者が分離してしまっているというイメージを持ちました。

演奏がよければそれでいいのですが、それだけにささいな点が気になってしまいます。

今後も良い CD を発売されますことを期待いたします。

バロック・ヴァイオリンとは思えないような艶があり、すごく甘い音のような気がしました。
演奏もリラックスしていて聴く側にもその雰囲気が伝わってきているような気がします。
素晴らしい仕上がりだと思います。
(評論家みたないな生意気な事を言 ってすみません)

早速何人かに聞いてもらって、買ってもらいます。

あなたのCDは、すっかり私の車の中での癒しの音楽になっております。
あんなに清流のように流れるテンポ感の持ち主の演奏を私は未だかつて聞いた事が有りません。
それでいてやって欲しい事はみんなやってる・・・!! 

恥ずかしながら、私も3才から大学の3年頃までヴァイオリンを触っていた者としては、
ただただ感心と憧れを持って聴いています。

次回のCD! 予約第1号とさせて頂きます。
今後の益々のご活躍と、末永いお付き合いを、心からお願い申し上げます。

きょう風呂に入りながら鼻歌でパルティータ2番のアルマンドを気分良く
(でもひどい音痴、だって「歌う」には随分とりづらい音程が続きますよね)
歌っていたら、一足先に風呂からあがっていた娘(2歳10ヶ月)が、のこのこ風呂に
戻ってきて一言、
「みどり、このおんがく、すきー!」
家の中や車(保育園の送迎)の中で何度もCDを聴いているのですが、まさか音痴な
親父の鼻歌をバッハ(の名はまだ知らないけど)と認識したとは・・・びっくり!
うーん親ばかだ。

すかさず、妻が
「ねえ、みどり、その音楽、だれがひいているの?」と訊くと、
「きいやまさん」(誤植にあらず)
ですって!

かくして、桐山さんの最年少(たぶん)ファン誕生を確認した今晩でありました。
あと5年後もしたら、娘も演奏会でも静かに聴いていられるでしょうから、
そうしたら、家族で桐山さんのリサイタルに出掛けたいなあと思っています。

君のCD、聞き入っています。

 今までには聴いたことのなかったような、
全く新しい次元の何か、が君の中で起こっているのを感じます。

その調子でどんどん行ってください。百パーセント応援します。

CDありがとうございました。CDを早速聴かせて頂きましたが、
素晴らしい出来で思わずバッハを繰り返し聴き込みました。

・古楽器最高のバッハ無伴奏
・クレーメルだけが比肩する

と感じます。10月が来るのが待ち遠しいばかりです。

○○氏に桐氏のCDを差し上げました。
岡鹿之助ばりの絵を描かれ,音楽もお好きな方です。
昨日お会いしましたら大喜びで,「家内と,毎日聴いています」とおっしゃって
くださいました。
うれしい反応でした。

無伴奏、ポジャーと聴き比べてみましたが,確かに負けていない。
いや,桐氏のほうがコクがある。

桐山さんのCDがとっても素敵で聴いております。
他の方で感想文の中に書いている方もいます。嫋々たる調べですって。

 私は八木重吉の「琴」という詩を思い出しました。
秋の美しさの中に琴を置けば秋の美しさに耐かねて、琴はひとりでに鳴り出すだろう・・・・
という詩ですが、
秋の陽ざしが気持ちいい今日などはなおさら楽しんでおりますことをお伝えしたかったんです。

 "Chaconne" ついに聞いてしまいました。

(中略)

「素晴らしかったです。」
力強く、宇宙に向かって響き渡るヴァイオリンでした。

私の心の中で若い頃から、バッハの無伴奏ヴァイオリンソナタについて、
ずっとわだかまっていた違和感は、桐山さんのヴァイオリンの音によって、
遠くへ追いやられてしまいました。

その代わりに、大きなもの、誤解を恐れず書いてしまえば
”愛”神への愛、音楽に捧げる愛のようなものが
私の心を満たしてくれました。
気が付いたら、涙が頬に、、、誰もいなくて良かった。

ただ以前はこの曲は、ヴァイオリンと演奏する人が、
会話をしているようだと思っていたのですが、
今回聞いてみてもっと遠くにある何かに、語りかけている気がしました。
そこが、桐山さんの演奏で新しく発見したことです。

桐山さんの演奏の素晴らしさについては、他の皆さんから
沢山のお褒めの言葉が、降り注いでいることでしょうから、
私は、大塚さんのチェンバロと、諸岡さんのチェロが
素晴らしかったことを書かせて下さい。

ヴィターリのシャコンヌは、いままでなんども耳にたこができるほど、
(失礼)聞きましたが、桐山さんの神憑り的演奏にぴったり合わせて、
支えている通奏低音の、美しさ暖かさがあるために、
この演奏が何倍にも魅力的になっていると思います。
この単調なメロディーの繰り返しが、なんと魅力的なことか。
終わらないで欲しいと思うほどです。
そうすれば、桐山さんのヴァイオリンも終わることがないのにと。

J.J.waltherのカプリッチョでは、ついにチェロは始めから終わりまで
おなじ音階を下降して行くだけになります。
それでもちっとも飽きないのは何故でしょう。

大塚さんのチェンバロは、実はあまり期待していなかったのですが、
本当に失礼しましたと言いたい。
桐山さんと、諸岡さんの演奏に答えるべきパワーと繊細さを
兼ね備えた素晴らしい演奏でした。

今まで、女性のチェンバロがほとんどでしたので、
男性の弾くチェンバロなんてと思っていましたが、
そういえばバッハも名手だったはず。
バッハの演奏も、神憑り的技巧とエネルギッシュな、
パワー溢れる演奏だったろうなと想像していますので、
こらからの大塚さんの演奏に期待したいです。

(中略)

聞き終わったばかりで、興奮しています。

大変に評判が良くて、ついつい何度も聴いてしまうそうです、
素晴らしい演奏ですね。

新しい録音のCDが出来たときには教えて下さい。

CDシャコンヌをめぐって、以下のようなメールの交換が行われました。

良い演奏です。
人柄がにじみ出ている。

うんうん。解ります。
僕も良い演奏だと思いますよ。決して「知っている間柄のひいき」では無く。(^^)
僕が思うにバロックヴァイオリンはモダンに比べて「艶」が少ない様に聴こえるんです。
ヴィブラートの所為なのかガット弦の所為なのか解りませんが、今までそんなイメージでした。
でもこのCDは違いますね。ちゃんと「歌って」ます。
チェロもチェンバロもきっちり弾けてるし、間違い無く良い演奏だと思います。

同感です。ただ、ちょっと気になることがあります。
このCDに聴く彼の演奏様式は貴殿の言う意味でも「モダン的」ではないでしょうか。
そうだとすると,なぜ,古楽器を選択したのか、という疑問が沸いてしまうのです。
もっとも,その前に,古楽器的とか,モダン的とは何か、という問題はあります。
これこれこうと言えるものでもない。
聴衆が勝手に古楽器演奏のイメージ,モダンのイメージというものを持ってしまって、
それに当てはまるかはまらないか、だけを問題とするのは,感性の硬直化というべきでしょう。

話が飛びますが、これはガーディナーの魔笛を聴いて感じたことにもつながります。
いかにも「古楽器的」な部分と,これまで知っている様式の演奏が混ざっているようで、
サヴァリッシュ・バイエルンの方がすっきりしていたかなあ,と思ってしまったのです。

なぜ,古楽器を選択したのか。
これは僕には解らない事です。楽しい演奏が聴ければ良いと思ってますので、
あまり楽器にはこだわってません。いろんなチャレンジやアプローチが有って良いという考えです。
でも、この演奏ってそんなに「モダン的」ですかね?
音色の所為かも知れませんが、聴きやすかったんです。
モダンのVnって「俺が俺が」みたいに目立ちたがっているようにしか聞えないんですよ。
少なくともそれは感じませんでした。で、「良い演奏」と書いたんです。

CAILLE RECORDS 堪能してます

名曲を真ん中に据え、個性あふれる曲を配置してまず選曲がいいですね。
桐山君の音もバロックヴァイオリンにありがちな線的で貧弱な音ではなく、
E線の開放でさえ武が入っているのにはたくましさを感じます。
このヴァイオリンは日本人の製作家によるものなのですね。
もちろん弾き手が音質を左右することはわかりますが、
この楽器にも興味を持ちました。

バッハは今まで聴いた中(Gidon,Wallfish,浦川等)で最も好みに合致しました。
楽曲の裏側にある精神までスピーカー越しに感じました。
プロの連中の技術陣を頼んだということですが、
やはり非常に素晴らしく録れていると思います。
音響的には当然のこと、音楽の流れや構成がしっかりとしているのも
彼らのサポートが大きいのではないでしょうか。

第2弾は「雅なる宴」でしょうか。これからのCailleレーベル、楽しみにしています。

桐山建志の「デビューCD」を自宅で聴いていたら、
それまで「古楽器の演奏は気持ち悪い」とホザいていた妻(←ストップされたことは数知れない)が、
何と私の不在時に繰り返し聴いていた! 
この曲は 桐山建志演奏「バッハ:無伴奏ヴァイオリンパルティータ第2番」。
試しに直後にクイケンのCDを掛けたら、即停止された。 
購入させていただきましたCDを早速聴きましたが、、、

いやー、いいですね!

録音もさることながら(さすが国崎さん)、桐山さんの音楽性に
魅了されっぱなしでした。

今回、バッハ以外は知らない曲でしたが、特にJ.J.ヴァルターのカプリッチョには
「初めて出会えた珠玉の」の感があります。

素晴らしいCDを、ありがとうございました。

桐山さんのディスク、拝聴いたしました。

昨晩と今、桐山さんのディスクをもう5回ぐらい聞いてしまいました。
演奏、録音共に期待を上回る出来ばえに感銘を受けてしまいました。
それにしても良い選曲ですね。
バッハ以外は初めて耳にする曲ばかりですがみんな気に入りました。

肩のはらない自然な表現の中に曲に対する熱い共感と愛情がこもっているのが分かってきました。
こういう音楽は在りそうでめったにないんじゃないでしょうか?
身びいきでそう聞こえるのかなと思ったりしたんですけど、違いますな。

桐山さんの今後の活躍が益々愉しみになってまいりました。

CDを頂きました。

あの中でもバッハは大変すばらしい出来です。うれしく思います。    

CD送っていただき有り難うございました。
どれも素晴らしいので何度も聞いてしまいました。
先日、CDを送っていただき、すぐに聴いてみました。本当に素晴らしい演奏ですね。

つい先ほど、HPのおすすめCDコーナーを更新しました。

もちろん、桐山さんのCDも載せてあります。
それに、注文先もリンクしました。

初のソロCDをご恵贈くださいまして、ありがとうございます。

(中略)

道中の車の中で、早速聞きます。
車の中で申し訳ありません。
車の中にしか、CDを聞ける装置が無いものですから。
それと、車の中が一番落ち着けて音楽を聞く事が出来ます。

(後日)

貴君のCDは繰り返して2度お聞きする事が出来ました。

とても素晴らしい。車に乗るのが楽しみになりました。

これからも好演奏をお聞かせくださいますよう、楽しみにしております。

Chaconne CD 拝聴しました。感想はHPでの反響に言い尽くされて いますが、
Chaconneに焦点を当てた企画が個人的な関心とマッチしていて
とても興味深く聴かせてせていただきました。

今度のコンサートを楽しみにしております。

CDさっそく送ってくれてありがとう。
すばらしかったよ!

(中略)

古楽器なんだけど、楽器の違いの違和感全くなく
とにかく音楽が自然そのもの。

わたしがもし同じ曲弾くとしたら、こう弾きたいと思う
理想の演奏だったよ。びっくり。

みやさま、同じ曲モダンの楽器で弾いても同じように弾ける?
自分の知ってる曲でヴィターリとBachなんてとくに
みやさまの自然でのびやかな演奏きいてると
古楽器で弾くべき曲なのかもなあと思ってしまった。

(中略)

.........とまあ感想つらつら書きましたが
とにかくみやさまよかったよ!!

昔から知ってるわたしとしては嬉しい驚きでした。
この数年はみやさまにとって充実した数年だったんだねえ。

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