17/01/25

Caille Records
カ イ ユ  レ コ ー ド

松本市音楽文化ホールファンタジー合奏団
くるみ割り人形/展覧会の絵
〜ものがたりの世界へようこそ〜
The Harmony Hall Fantasy Ensemble
THE NUTCRACKER SUITE / PICTURES AT AN EXHIBITION

ALM Records ALCD-9162
2016年9月7日発売

定価 \2,800-(税別)
(直接ご連絡頂ければ、特別割引価格送料込み2240円で)
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録音データ

2016年5月4, 5日
松本市音楽文化ホール

松本平タウン情報

レコード芸術新譜月評2016年10月号

CDジャーナル2016年11月号

桐山 建志 Takeshi Kiriyama(ヴァイオリン)

大工原 加奈子 Kanako Daikuhara(ヴァイオリン)

前澤 希代子 Kiyoko Maezawa(ヴィオラ)

北沢 加奈子 Kanako Kitazawa(チェロ)

橋爪 裕貴 Hiroki Hasizume(コントラバス)

北川 森央 Morio Kitagawa(フルート、ピッコロ)

尾ア 温子 Atsuko Ozaki(オーボエ、イングリッシュ・ホルン、オーボエ・ダ・カッチャ)

廣田 喜美 Yoshimi Hirota(クラリネット、バス・クラリネット)

山本 令子 Reiko Yamamoto(打楽器)

平形 真希子 Makiko Hirakata(打楽器)

青木 資子 Yoriko Aoki(ピアノ)

幅谷 恵理 Rie Habaya(ナレーション)

チャイコフスキー (桐山建志編曲):バレエ組曲「くるみ割り人形」
Peter Tschaikowsky (arr.Takeshi Kiriyama) : SUITE tirée du Ballet CASSE-NOISETTE

第1曲 小序曲 Ouverture miniature.
第2曲 行進曲 Marche.
第3曲 金平糖の精の踊り Danse de la Fée - Dragée.
第4曲 ロシアの踊り(トレパック) Danse russe Trépak.
第5曲 アラビアの踊り Danse Arabe.
第6曲 中国の踊り Danse Chinoise.
第7曲 葦笛の踊り Danse des Mirlitons.
第8曲 花のワルツ Valse des Fleurs.

ムソルグスキー (桐山建志編曲):「展覧会の絵」
Modest Mussorgskij (arr.Takeshi Kiriyama): Bilder einer Ausstellung

プロムナード Promenade
グノーム Gnomus
プロムナード Promenade
古城 Il vecchio Castello
プロムナード Promenade
テュイルリー − 遊びの後の子供たちの口げんか Tuileries (Dispute d'enfants après jeux)
ビドロ Bydlo
プロムナード Promenade
卵の殻をつけたひよこのバレエ Ballet der unausgeschlüpften Küken
サミュエル・ゴールデンベルクとシュミュイレ "Samuel" Goldenberg und "Schmuyle"
プロムナード Promenade
リモージュの市場 Limoges. Le marché. (La grande nouvelle)
カタコンベ(地下を掘り抜いて作られたローマ時代のお墓) Catacombae (Sepulcrum romanum)
プロムナード(死せる言葉による死者への話しかけ) Promenade (Cum mortuis in lingua mortua)

鶏の足の上の小屋(バーバ・ヤーガ) Die Hütte auf Hühnerfüßen (Baba-Jaga)
キエフの大門(ふるいロシア様式の大きな門) Das Heldentor (in der alten Hauptstadt Kiew)

「松本市音楽文化ホール ファンタジー合奏団」について

  この合奏団は2007年に結成されました。当時音楽文化ホール館長補佐で企画担当者であった私は、松本市市制施行100周年の年に、その記念となる幾つかの演奏会の企画を課されており、その一つとして、夏休みに子供連れの家族で楽しめる『夏休みファミリーコンサート』を考えていました。メインの曲目は、私達の世代が中学校の音楽教科書で学び、且つ、授業中にレコードコンサートで楽しんだサン=サーンスの「動物の謝肉祭」が念頭にありました。アンサンブルは、松本出身者や現在松本で活躍している方といった、松本に縁のある演奏家で結成することにし、合奏団の音楽監督については迷うことなく、リサイタルやバロックアンサンブルのリーダーとして当ホールで演奏されてきた桐山建志さんにお願いしようと思いました。桐山さんは快く引き受けてくださり、このプロジェクトが始まったのです。

 その翌年から新たに『冬のファミリーコンサート/Xmasファンタジー』をスタートさせるに当たり、このメンバーで「ファンタジー合奏団」として出演いただきました。この編成で演奏出来るレパートリーとしては、他にプーランクの「象のババール」を寺島陸也さんがアレンジされたものくらいしか見当たらず、2010年にはこのメンバーのために桐山さんにプロコフィエフの「ピーターと狼」を編曲していただきました。

 発足当時のメンバーは、フルートが居石ひとみさん、コントラバスは当時スイス在住の石川滋さんが駆けつけてくれましたが、2011年からフルートは居石さん門下の神田勇也さんに替わりました。また、オーボエの尾ア温子さんにも2011年からメンバーに加わっていただき、桐山さん編曲による「展覧会の絵」、「くるみ割り人形」もレパートリーとなりました。その後、石川さんが読売日本交響楽団に、神田さんは東京フィルハーモニー交響楽団に入団してスケジュール調整が難しくなったため、現在のメンバーになりました。

 『Xmasファンタジー』が2015年をもってグランドフィナーレを迎え、その集大成としてこのCDを作成することになりました。8年間にわたって松本市音楽文化ホールで繰り広げられた音のファンタジーをお楽しみ頂ければ幸いです。

 2016.年6月  前松本市音楽文化ホール制作ディレクター 中澤秀行

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