ふたりの間には、すっかり汗をかいた炭酸水。
泡って、どこから始まるんだろうね。
あなたは言った。
情念は、あぶくのように唐突に浮かび揚がる。
今抱いている感情と一緒。
だからあなたには想像できない。
きっとあなたには想像できない。
その気に触れたら、あなた気が触れる。
だから人知れず、弾けて消える。
だから生まれた溜め息も、
人知れず、弾けて消えてしまえばいい。