夕暮れ あの日の君に

 

 

影は凍りついた 

 

 

動けない僕は自転から置き去りにされ

 

 

あの日から暮れない夕闇

 

 

逆光の中 シルエットの君が流した涙 

 

 

動けない僕は自転から置き去りのまま

 

 

夕闇の中 僕を置いて景色だけが流れ去る

 

 

募る想いは動けない僕に重力ばかりを増して

 

 

 

ああ また今日も夕闇の中 置き去りの僕の前を君が通り過ぎる

 

 

シルエットの君は俯いたまま

 

 

その肩に手を伸ばせたなら その髪に触れられたなら

 

 

この呪縛から解き放たれ もう一度自転についていけるのでしょうか

 

 

もう一度時間は流れるのでしょうか

 

 

あの日から暮れない夕闇

 

 

紅夕闇