薬が切れたときのように憂うつで、
うたた寝をして目覚めたときのように寒い。
純度の高い心ほど温まりやすく、冷めやすいのだから、
きっと、強く孤独を感じてしまうのでしょう。
雨があがったばかりの、鮮やか過ぎる風景を
目を閉じている暇も惜しいほどに見つめているあなたを
ただ見つめながら、
僕は何かを話しかけなければ、あなたがこのままどこか遠くへ
行ってしまうような気がしているのに、
何も言葉が出てこないのです。