あの時見つめ返すことができなかった、あの瞳

目を背けてしまった君の姿に、大切なことが隠れていたのかな

目を逸らした場面こそ、きっと見なければならなかった

時を重ねても、深みを増さないこの心の色は

だからといって透明と云うには、あまりに屈折率が高い

今も、あの日の自分に追われて逃げる

 

おそらくいい返すことはできなかった、どんな言葉も

耳を塞いでしまった君の言葉、受け取らなくてはいけない叫び

消去した言葉達、きっと失ってはならなかった

手を伸ばしても届かない、心の檻には高い壁が

窓から見える外の世界には、乗り越えた者達の歓声が

今も、あの日の自分に囚われて動けない


 




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