本を読まなくなって久しい
言葉から潤いが無くなっていく
話す言葉が、心の中で考える言葉が、
無味乾燥の味気ない言葉ばかりになっていく
身に付いたと思っていた言葉のほとんどは、
いかに付け焼刃なものであったことか
言葉や考えが溢れることが少なくなった
湧き出す言葉や思いには、地下に確かな水脈が必要であり、
本を読まなくなり、源流が絶たれた今
その水脈にどれだけの源泉が残っているのか
どれだけの本に書かれた言葉を飲み干せば
渇きは癒せるのだろうか
渇きが癒されたときに再び言葉は湧き出すのだろうか