ほとんどが こどもたちに よみきかせた ほんですが すこし おとうと、いもうとのえほんが あります。
                   
          これからは 自分のために すこしずつ たしてゆきましょう。100さつになるその日まで。      

1  アンジュール
  
ある犬の物語
 ガブリエル・バンサン

 絵だけの絵本、ガブリエル・バンサンの処女作。
 
  
安曇野の絵本館でバンサンの「老夫婦」を読んで 不覚にも わたしは 泣いた。
2  アフリカのたいこ  瀬田貞二さく  寺島龍一え

 さばくには、みちがあったが、みずが なくなった。
 やまには、みちがあったが、たべものがなくなった。
 もりには、みちがあったが、がそりんがなくなった。
 
長男がおさないころ だいすきだった本
3  あさえとちいさいいもうと  筒井頼子さく  林 明子え


 「あやちゃん そっちじゃ ありません。こっち こっち」
 あさえは あやちゃんの てを ひいてやりました。
4  ちゃいろいうさぎとしろいうさぎ
   いっしょにすもうね
 マーガレット・W・ブラウン文 ガース・ウィリアム絵


 ♪はるです、はるです、はるです♪
 こまどりがうたいました。
5  ぼくにげちゃうよ   マーガレット・W・ブラウン ぶん
 クレメント・ハード え

「かあさんが うえきやさんになって、ぼくをみつけたら、 ぼくはことりになってにげてゆくよ」
6  ぶたばあちゃん  マーガレット・ワイルド文  ロン・ブルックス絵

 「ごらん!」ぶたばあちゃんはいいました。
 「あんなにきらきら、木の葉がきらめくよ」
 
だれにも いつかは くる さよならのやりかたを おしえてくれました
7  おおきなかぶ  内田莉莎子 再話
 佐藤忠良  画

 うんとこしょ どっこいしょ
 それでも かぶはぬけません
8  じごくのそうべい  作・たじまゆきひこ 桂米朝・上方落語・地獄八景より

 とざい とうざい
 かるわざしの そうべい。
 いっせいいちだいの かるわざでござあい。
9  てぶくろをかいに  新見南吉=作 黒井 健=絵

 「坊やお手々を片方お出し。」とお母さん狐が
 言いました。その手を、母さん狐はしばらく
 握っている間に、可愛い人間の子供の手に
 してしまいました。
10  けいてぃー
 はたらきもののじょせつしゃ
 ばーじにあ・りー・ばーとん ぶんとえ

 けいてぃーは、きゃたぴらのついている、
 あかいりっぱなとらくたーです。
11  はらぺこあおむし  エリック=カールさく/もりひさしやく


 「おや、はっぱの うえに ちっちゃな たまご。」
 おつきさまが、そらからみて いいました。
12  はじめてのおつかい  筒井頼子さく 林 明子え

 みいちゃんは きゅうに ほっとして
 ぽろんと ひとつ、がまんしていた なみだが
 おっこってしまいました。
13  ぐるんぱのようちえん  西内みなみ さく  堀内誠一 え

 ♪ぐるんぱ ぐるんぱ 
 でっかいぞう おててはどろんこまっくろだぞう
 ぼ〜くはおおきいぞうだぞう。♪
14  みんなでつくったクリスマスツリー  キャロライン・ベイリー作 うえさわけんじ訳


 よがあけると、クリスマスの しずかな あさに
 なりました。
15  ほうすけのたまご  谷川俊太郎・作  梶山俊夫・絵

 こだかいおかの、ひあたりのいいしゃめんに、
 このむらのぼちがある。
 
どこからきたのか いつからいるのか ほうすけは
  はかに はなを  そなえつづけた。
16  のはらにおはなが
  さきはじめたら
 ぶん:シャーロット・ゾロトウ え:ガース・ウィリアムス

 のはらに おはなが
  さきはじめたら
 たくさん つんであげるわね
17  いたずらきかんしゃちゅうちゅう  バージニア・リー・バートンぶん/え 
 むらおか はなこやく

 あるところに、ちいさな
 きかんしゃが ありました。
18  くろいうさぎとしろいうさぎ  ガース・ウィリアムズ ぶん、え/まつおかきょうこ やく
 
 「いつも いつも、いつまでも、きみといっしょに
 いられま すように」 「いつも いつも いつまでも?」
 「いつも いつも いつまでも!」
19  こわがりのはしごしゃ  松野正子 さく  なかのひろたか え

 「だめだ........」
 そのひ、はしごしゃは、むねが くるしくて、
 とうとう しゅつどうできませんでした。
 おさなかった息子がだいすきだったおはなし....
20  雪       女  小泉八雲=作 平井呈一=訳 伊勢英子=絵

 .....みのきち おまえは かわいいこだね
   わたしは おまえも あの としよりの ような
   めに あわせてやろうと おもったけれど.........
21  うさぎのくれたバレエシューズ  安房 直子 文 南塚直子 絵

 おしょうがつにも、たんじょうびにも たなばたさま
 にも、おんなのこのねがいは、たったひとつだけで
 した。「どうか、おどりがじょうずになりますように」
22  おがわをわたろう  ギンズバーグ・ぶん/タフリ・え 宗方あゆむ やく
 
   こわい こわい 
        ゆめを 
       みました
23  ちいさいおうち  ばーじにあ・りー・ばーとん ぶんとえ

      ちいさいおうちは もう二どと
  まちへ いきたいとは おもわないでしょう・・・・・・
24  しずかなおはなし  サムイル・マルシャーク ぶん
 ウラジミル・レーベデフ え

 ちいさな こえで よむ おはなし
 そっと そっと そっと.......
25  とうさんおはなしして  アーノルド・ローベル 作  三木 卓  訳

 とうさん、ぼくたち もう みんな ベッドにはいったよ。
 ねずみの おとこのたちが いいました。
 「おねがい。おはなしを 一つ してよ。」
26  てぶくろ  エウゲニー・M・ラチョフえ  うちだ りさこやく


 「だれ、てぶくろに すんでいるのは?」
27  スイミー  レオ=レオニ    訳 谷川俊太郎

 みんな あかいのに、一ぴきだけは からすがいよりも
 まっくろ、でも およぐのは だれよりも はやかった。
 なまえは スイミー。
28   カムイチカプ
   ー神々の物語ー
 手島圭三郎 絵 四宅ヤエ 語り 藤村久和 文

 トロリンポー トロリンポー
 わしは、シマフクロウの神で、ふかいふかい山おくで、
 くらしておった。
29  しまふくろうのみずうみ  手島圭三郎・絵と文


 みずうみのきしには、おおきなかれきが いっぽん
 たっていました。
30  おかあさんだいすき   おはなし まーじょりー・ふらっく
 やく 光吉夏弥

 「おかあさんのたんじょう日に、なにか あげるもの
 ないかしら」
31  ペ       レ  エルサ・ベスコフさく・え おのでらゆりこやく


 ペレはこひつじを 1ぴき もっていました。
32  おこりじぞう  山口勇子・原作 沼田曜一・語り

 まなつの あかるい ひざしが、ビルや いえいえや
 がっこうに、いっぱいにふりそそいで、おじぞうさんも    まぶしいくらいに ひかって たっておられた。
33  こねこのピッチ  おはなしとえ ハンスフィッシャー やく 石井桃子


 もう ねこより ほかの ものになるのは、やめようと、
 ピッチはおもいました。
34  ちびくろさんぼ  ぶん・へれん・ばんなーまん え・ふらんく・とびあす

 ”ぐる・る・る・る・る・
るるるるるるるるるるるるるるるる
  ぐるぐる まわって いるうちに、とうとう みんな
  どろどろに とけて ながれて しまいました。
35  わすれられないおくりもの  スーザン・バーレイ さく え  小川 仁央 やく


 アナグマは自分の年だと、死ぬのが そう遠くない
 ことも、知っていました。
36  100万回生きたねこ  佐野洋子 作・絵


 100万年も しなない ねこが いました。
 100万回も しんで 100万回も 生きたのです。
37  かにむかし  木下順二・文  清水 昆・絵


 「はよう 芽をだせ かきのたね、ださんと、はさみで
  ほじりだすぞ」
38  かさじぞう  瀬田貞二 再話 赤羽末吉 画

 そのうちに ひがくれて、ゆきが もかもか
 ふってきたので、じいさんは しかたなく、かさを
 せおって もどってきた。
39  白   鳥  アンデルソン作 マーシャ・ブラウン画  松岡享子訳

 そうして 何百万ものバラの花が咲いたような、
 かぐわしいかおりがただよってきました。
 
二色しかつかっていないのに美しい美しい絵本です。
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いわさきちひろさんの えが すきで あつめたものです。ソレニシテモ 豪華な執筆陣ですね。
46  あかいくつ  アンデルせンさく 
 ぶん・かんざわ としこ  え・いわさきちひろ

 「なんと きれいな ダンスぐつじゃ。」
 
なぜ カレーンが それだけのことで 足を失わなけれ ばならな いのか 
  わたしにはわかりませんでした。
47  にんぎょひめ  アンデルセンさく
 ぶん・その あやこ  え・いわさきちひろ

 ただ あこがれを しるひとだけが 知ってくれます。
48  つるのおんがえし  ぶん・まつたに みよこ/え・いわさきちひろ

 うつくしい むすめでした。
 すきとおるように いろがしろく、
 くろぐろとした めを みはって、いいました。
49  はくちょうのみずうみ  チャイコフスキー  文/立原えりか  絵/岩崎ちひろ

 ジークフリートが、みずうみのきしに たったときです。
 かぜをきる はねのおとが したかとおもうと、
 はくちょうのむれが みずうみに まいおりました。
50  あかいふうせん  ラモリスさく  ぶん・きしだえりこ  え・いわさきちひろ


 つぎの あさ、パスカルは ふうせんに いいました。
 「おい、ぼくが よんだら、ついてこいよ。」
 りゅうの めの なみだ  ぶん・はまだ ひろすけ / え・いわさき ちひろ

 「これまで、わたしは、にんげんから、ただの 一ども、
  やさしい こえを かけて もらった ことがない。」
  りゅうの めからは なみだが ながれました。
ここからはむかしのえほんです。
51  しんでれら  雑誌の付録でした。あこがれの世界でした。
 お見せできないのが残念ですが 作った人形やセット を撮影して 製作されています。八ヶ月かかったそうで す。こうしたものは もう二度とつくれないでしょうね。
52  あおいとり  メーテルリンク  絵 水沢 ひろし 文 北畠八穂

 
夢のようにきれいな色です。
 夜の女王や 未来の国の白髪の老人 ダイヤモンドの ついたみ どりの帽子 今の子たちはメーテルリンクのお はなしを しって  いるのかしら。
53  ふしぎなランプ  アラビアンナイトから  絵 蕗谷虹児  文 川端康成

 .........
54  しらゆきひめ  グリム童話から 


 ディズニーの影響のない白雪姫 
 とても愛らしい絵でした。
55  はちかつぎひめ  お伽草紙から 絵 中村貞以  文 小糸のぶ

 およめあわせの ことを きいたはちかつぎは      さびしそうに やしきを でて ゆきました。
 それはつきのうつくしいばんでした。
56  小公子  バーネット夫人  絵 玉井徳太郎 文 久米元一

 せどりっくのへやから、とおくに おかあさんの すんで いる いえのあかりが みえました。おかあさんが ま いばん まどのそとへ あかりを だしてくださるのです
57  せむしの子うま
58  万寿姫
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