千一の昼 2005.11.30 手にしたものは
千の昼、千の夜のあいだに わたしは彼方への旅のために 今 なにをすべきなのか見つけようと思いました。不思議なことにその日がちかづくにつれ 霧が晴れるように 景色が明るくなってゆきました。
ひとつだけ誤算が 考えもしないことがありました。わたしはわたし自身の成就しか 頭になかったのです。けれども そこに行くということはたくさんのひとたちと温めあい信じあいつながってゆく、そうしなければ行けないのだということもわかりました。そのことを賜物のように今抱きしめています。
千の昼、千の夜はこれで閉じます。すこしおやすみしてドアが開いたらこんどは異なる旅がはじまるでしょう。日ごと夜ごと背中を押してくださってありがとう。みなさまの道の果てがいつも輝いていますように........
あしたへ きのうへ
lucaへの手紙