自分の語りたい話・類話の研究
1、頭に柿の木
2、ほうすけのたまご
3、夢見小僧
4、ルンペルシュツルツヒェン
5、ならなし採り
6、有利な交換および愚かな交換について
7、インディアンのシンデレラ姫
以上のおはなしについて発表があったがそれぞれ興味深いものであった。
どの立場に立って話すかどちらに感情移入するかで物語は全く違ったものになる。特に4について物語の本質は人間側から語ってきた。しかしキリスト教によって魔の軍団として追いやられた昔話の精霊たち(超自然)の立場に立って話すことも主流ではないが近年ではある。
参照 流刑の精霊 ハインリヒ・ハイネ 岩波文庫
モチーフの研究
ものがたりのなかの最小の単位
モチーフの比較・類話
1、道しるべのモチーフ
お星とお月、ヘンゼルとグレーテル、姨捨山
2、一夜で植物が伸びるモチーフ
いばら姫、ジャックと豆の木
3、おかあさんの愛の呪符のモチーフ
ねずの木、はいかぶり
4、歌が暴露するモチーフ
歌うあし笛、歌う骸骨、ねずの木
5、動物に変えられたひとが人間に戻る友情、兄弟愛のモチーフ
12人の兄弟、7わのカラス
6、その他
講師からなぜ類話やモチーフを学ぶのかという問いかけがありました。各自で考察してください。