〜　化学の面白さをお届けします　〜 ホーム　≫　おすすめの本　≫　元素の王国 ホーム メールマガジン 化学の参考書 おすすめの本 リンク お問い合わせ 化学のおすすめ本 元素の王国 　　ピーター・アトキンス　著　　草思社　（1996） 　　おすすめ評価（５段階） 評価項目 評価点 　　・読みやすさ ３ 　 　　・内容の充実度 ４ 　 　　・独創性、オリジナリティ ５ 　 　　・総合評価 ４ 　 　　コメント 　世界一流の科学者たちが書き下ろしたポピュラー・サイエンスシリーズ全２２巻のうちの1冊で、理論物理化学者のピーター・アトキンスが書いた本です。 　無味乾燥なイメージのある周期表を王国にたとえて説明していくこの本は、高校で習う周期表とはまったく異なる見方を示してくれます。 　周期表のそれぞれの元素に関する性質を織り込みながら、その位置づけをひとつひとつ確立していく描写によって、つまらない周期表のイメージを根本から変えてくれます。 　超一流の化学者が書く本というのは、普通の本にはない趣があることを感じた１冊です。 　ただ、内容は少しレベルの高い部分を含んでいるため、化学の基礎知識がある人が読んだほうがより面白味を感じることができるかもしれません。 　周期表についてのイメージを大きく変えてくれる本だと思います。 　＜おすすめ評価の基準＞ 評価項目 評価基準 　・読みやすさ 文章の読みやすさだけでなく、楽しみながら読めるかどうか、読み進めやすい構成になっているかどうかなども踏まえた評価です。 　・内容の充実度 内容がどれだけ充実しているかに加えて、コストパフォーマンスについても考慮していますので、内容に比べて値段が高いと評価が低くなってしまいます。 　・独創性、オリジナリティ 特に内容の面から、従来の化学の本とは異なるよりよいものを評価したいと思って設けた項目です。特徴のある本は高めの評価になります。 　・総合評価 上の３つの評価項目と、さらに細かい点も含めた、その本の全体を評価したものです（３項目の平均ではありません）。 おすすめの本一覧へ ホーム｜メールマガジン｜化学の参考書｜おすすめの本｜リンク｜お問い合わせ｜ブログ このサイトへのリンクはご自由ににどうぞ。 ご感想など頂ければとてもうれしいです。 ただし、サイトの内容を転載される場合はこちらまでご連絡ください。 Copyright(c) 2004-2013　化学を楽しくするヒント