〜　化学の面白さをお届けします　〜 ホーム　≫　化学の参考書　≫　化学の発想法 ホーム メールマガジン 化学の参考書 おすすめの本 リンク お問い合わせ 化学の参考書 原点からの化学シリーズ　化学の発想法 　　石川正明　著　　駿台文庫　（1998） 　　評価（５段階） 評価項目 評価点 　・解説のわかりやすさ ２ 　・親しみやすさ ２ 　・解説、説明文の量 ３ 　・図、グラフなどの量 ４ 　・独創性 ４ ※　化学の本質に近づきたい人向け 　　コメント 　たいていの参考書で採用されている教科書的な項目ではなく、独自のまとめ方をしていて、著者の工夫と努力が感じられる参考書です。 　化学の本質をなんとかわかってもらいたいという想いが伝わってくるようです。 　ただ、内容や解説については少し難しいところがあるので、ある程度化学の概要をつかんでいて、もっと突っ込んだところまで知りたい、学びたいという人におすすめです。 　化学の本質についてもっと知りたい人や、通常の参考書での説明には納得できなかったり、物足りなさを感じたりする人にとってはよい参考書だと思います。 　（疑問に思っていたことに対して、目から鱗が落ちるような説明の箇所もあります）。 　また、イメージを具現化するような図やグラフは比較的多めでよいのですが、カラーではなくモノクロなのが、とっつきにくい感じを強調しているようで残念な気がします。 　化学についてひととおりの勉強をした上で、それとは違った観点や考え方、より高度な内容を求めている人には心強い味方になってくれると思います。 　＜評価基準＞ 評価項目 評価基準 　・解説のわかりやすさ わかりやすい文章や説明であるかどうか。また、具体例や、たとえ話しが豊富であるかどうか。解説を読むことで、すんなりと納得できるかどうか。 　・親しみやすさ 思わず惹き込まれる魅力のようなもの。化学が嫌いでも思わずやる気が起きるような、また楽しめるような内容や構成であるかどうか。 　・解説、説明文の量 それぞれの項目について、どれだけ詳しく、つっこんだ説明がされているか。細かい内容についても解説してあるかどうか。 　・図、グラフなどの量 図表やグラフなど、理解を助けるものがどれだけ多く載っているか。 　・独創性 他の参考書とは異なる特徴を持ち、オリジナリティあふれる参考書かどうか。 化学の参考書一覧へ ホーム｜メールマガジン｜化学の参考書｜おすすめの本｜リンク｜お問い合わせ｜ブログ このサイトへのリンクはご自由ににどうぞ。 ご感想など頂ければとてもうれしいです。 ただし、サイトの内容を転載される場合はこちらまでご連絡ください。 Copyright(c) 2004-2013　化学を楽しくするヒント