コスモスと愛知牧場
05.10.4
名古屋市の郊外、日進市にある愛知池の北に広がる丘陵地帯に牧場がある。
この牧場は愛知牧場といい、元は敬虔なキリスト教徒によって開拓され、現在は酪農業の他
乗馬クラブや乳製品の販売、家庭菜園からパターゴルフまで経営し、観光農場となっている。
その一角に季節毎に、向日葵等の花がつくられている。
この度はコスモスが素晴らしいと聞き訪れた。
門を入るとカラフルな案内図があり、季節はずれの薔薇が覆い被さる様に咲いていた。
秋咲きの薔薇だろうか??
その向うにコスモスに囲まれた搾乳試場があり、搾乳の体験ができる。
更に奥、綺麗に手入れされたグリーンの絨毯の様なパターゴルフ場が広がっていた。
搾乳場
左手に丘陵が広がりコスモスが今が盛りと咲き誇っていた。
普通コスモスは白や淡いピンクが多いが、こちらはオレンジ一色である。
このコスモス園は平坦でなく、うねりのあるこのスロープが花を見やすく引き立てている。
丘の上より眺めたコスモス畑
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コスモスとアゲハチョウ
花から花へ飛び渡るアゲハチョウを撮っていると、背後より ”精が出ますね!”
と声が掛かる。 振り返ると、見知らぬオジさんだった。
オジさんには余程、熱心な様子にうったのであろう。
コスモスに飛び交う蜜蜂
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牧場の丘の一番高い所に納骨堂が建っている。
この塔は十字ヶ丘復活苑といい、こちらの牧場の開拓者の尾関誠一氏が
南山教会の信徒であった事からこの敷地を寄付し、現在、超教派に開放されている。
納骨堂の隣は野外礼拝場となっている。
芝生がうえられ、ミサは座り込んで為されるのだろうか?
十字ヶ丘より眺めた牧場南方向。 白く光るのは愛知池、その手前牛舎や
クラブハウス。 一番手前はコスモス畑の頂上。
牧場には牧草があまり見られないが、聞いて見ると、家畜に合わない為
専らアメリカより輸入しているとの事であった。
フクラブハウス
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乗馬クラブの厩舎と馬ども。
馬の視線は何処を見ているか掴みにくい。 こちらが何処へ動いても見られている様に思う。
牧場を一周し、売店に入る。 中では乳製品やグッズ等土産物を売っている。
こちらで特製のソフトクリームを買い、一服しがてら食べる。
乳臭の際立つ甘味控えめのさっぱり味であった。
おわり
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