さよなら 愛・地球博その2
05.9.24
チェコ館
チェコ館でスタンプを少女に渡す係員
こいの池の客席、今夜、此方でナイトショウが始まる。
黄昏に包まれるトルコ館、明かりの外灯がモスクのミナレットの様。
ルーマニアの民族舞踊団も今日はファイナルのステージ、この人達はバイオリンは確かにうまい。
暗闇に包まれた大地の塔、人々はその基で、今も歓喜している。
緑に電飾された観覧車
竹で出来た屋根が豆電球で飾られた日本館、昼間とはすっかり様変わり。
幻想的な日本館の竹の植込み
水面に人影を映す楓池の美濃和紙明かりアート。
青白く照明された夜のグローバル・ループとハウス。
ナイトショウに集まった観客
鯉の池のナイトショウ
このショウはウオータースクリーンを利用したロバート・ウイルソンの演出による
巨大な日本猿と小猿のファンタジ−。
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ナイトショウの後、愛地球広場では未だライブコンサートが行われていた。
夢見る山をバックにしたコンサート会場の観衆、熱気ムンムン!
PM8:30 カナダ館前は未だ賑わっている。
夢見る山も夜には赤富士となった。 入場者の内、今まで約一割弱の人が
見たと言う。 国内パピリオンで一番見たいと思っていたが、
遂に見る事が出来ず、心残りとなった。
おわり
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その翌日
愛・地球博も、遂に終わってしまった。
185日間続いた、あの華やかな賑わいが歓喜と涙で閉じられた。
今は一抹の寂びしさがのこり、夏の終り人気のない海水浴場に立たされている様な・・・
何処か其処かに空虚感が漂よっている。
しかし、当初、BIE事務局より環境保全の指摘を受け、評判が良くなく
心配された入場者も、2200万人と目標を大幅に超え、
県民に付けを廻す事もなく、閉幕を迎えたことを喜びたい。
万国博に参加した人々も、夫々思い出や生きる喜びを胸に帰ったことであろう。
おわり
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