歩 い た 道
★梅と車椅子の人達 (大高緑地)04.2.20
今日は”氷雪とけ、 雨水温む ”のとおり、高気圧の中心が、日本の真上にあり、朝から
快晴、 気温は18度と四月の陽気、 ”梅でも見に行くか” と、家内と出かける事になる。
行き先は、大高緑地、こちらの紅梅は、有名。
このまえ来たときは、西の駐車場に降りたが、この度は、梅園に近いベビーゴルフの駐車場
に入る。
外に出ると、いきなり春風が、頬をなぜる。
あー ! この心地久しぶりだ。 春風は匂いが有るという、その通りだ。
駐車場の北の端には、沢山の車が止まっていた。
堂やら、天気も良く暖かいためか、車椅子の人達が梅を見に来ていた。
足場が悪く、その人達は、駐車場より眺めていた。
寒さに止められ、久しぶりの花見なのだろう。
皆さん、表情が明るかった。
昔は、環境条件も悪く、はばかって、出かけるケースが少なかったようだが、最近は、福祉えの
関心も高まり、徐々に改善されて何よりだ、しかしヨーロッパに比べれば、まだまだの感がある。
つい最近までは、正岡子規の病床での叫びのように、”六尺の世界より、庭をながむ” といった
生活に耐えていただろうが、更に、バリアフリーが整備され、生活が広がればと思う。
花は未だ、五分咲きといったところ。
梅林全景
梅林に入ると、ほのかに梅の香りが匂ってきた.。
暫く、梅林内を歩き、向いの菖蒲園へ、池の水は枯れ、 これが五月のあの紫に、よく変わるものだ
と、今更ながら感心する。
和庭園の方では、池の周囲に、皆さん休憩していた。
そこをぬけ、琵琶池の方へ行く、東屋が見えた。
未だこちらは、ひっそりとしている。
和庭園
琵琶池
こちらから、若草山へ廻ると、未だ冬から覚めず、芝生はローシェンナー一色の世界。
若草山を抜け、プールの方へ、左の枯れ木に、烏が群れ、わめいてる。
写真を撮ろうと、構えたら、一斉に立ち去った。
家の近所にも最近、目っきり烏が、増え、ごみを食い散らかすので、困っている。
近所の烏にも、一度試してみようか、巧く行くかどうか?
公営プールの横に出る。
夏場であれば、プールの喧騒が聞こえてくるが。、今は、少量の水を底に残し、静まり返ってる。
プールの先より左に曲がり、交通公園へ到着。
ゴーカードの客がいなく、係の叔父さんは手持ち無沙汰で淋しそう。
最も、ゴーカードの乗車対象が、小学生から中学生までと、決められ、今日は、おまけに平日
とくれば、致し方ない。
ゴーカート場を廻りスタートの駐車場に戻ると、車椅子の人達は、もうスッカリ姿は見えず。
皆さん観梅を楽しめたのだろうか、今ごろは帰って、団らんで土産話でもしていれば良いが・・・・