■ゲームキッズミクロ■
任天堂の携帯ゲーム機「ゲームボーイミクロ」に見た目が大変似ていますが、内容は全く異なる
ゲームセンターのプライズ品。
電源は単4電池(別売)を3本使用。
オプションとしてイヤホンが付属しています。
色はマニア心をくすぐるファミコンカラー(?)のみのようです。

何故か本体と一緒にシリカゲル(乾燥剤)が同梱されています。(笑
箱の作りがシンプルなので、湿気対策として必要なのかもしれませんね。
そして予想を上回る大きさの本体!
ゲームボーイミクロというより、初代ゲームボーイアドバンスクラスの大きさです。
”ミクロ”という名前にはそぐわないですが、大迫力のワイド画面だと考えればまあ問題ないでしょう。(笑

十字ボタンやA・Bボタンは比較的大きめに作られていて
押しやすいです。
またスタートボタン横の「ポーズボタン」を押すことによって
ゲームを一時停止させることもできます。

電池をセットすると同時に電源が入ります。
ゲームウォッチ時代を彷彿とさせるゲーム画面ですね。
本体の形状は似ていますが、やはり「ゲームボーイミクロ」とは全くの別物です。

遊べるゲームは「FIレーシング」。
十字キーで自車を左右に移動させ、他のライバル車をよけながらゴールを目指す
というオーソドックスな内容。
遊んでみるとこれが結構面白く、最高速300k/hに達した時のスピード感はなかなかのもの。猛スピードで近付いてくるライバル車やカーブに、思わず手に汗握ってプレイしてしまいます。

レースは一定距離を走るとゴールとなり、次のステージへと進みます。
ゲームウォッチ系のゲームはひたすら同じ作業を繰り返す単調な展開になりがち
ですが、このステージ切り分け構成はメリハリがあって良いと思います。

ただ、突然車が予想外の方向に曲がりだす特殊ステージ(おそらくスリップゾーン)は結構な難しさですね。(苦笑
もともと走る位置を道の右・中央・左の3種類しか選べないゲームなので、ちょっとスリップするとすぐ激突してしまいます…。


『付属イヤホン その謎の仕様』
オプションとして標準装備されているイヤホンですが、
実は2又に分かれてからの線が短すぎて両耳同時に
イヤホンをつけることが出来ません。(左写真参照)
”さきいか”のように2本の線を引き裂いて2又部分を
伸ばそうと思ったのですが、途中に止め部品があって
それも不可能。(下写真参照)
使い方が今ひとつ不明な機器です…。
もっとも音源自体がモノラルでしょうから、両耳につけ
てもあまり意味がないのかもしれませんが。(笑