■GAME JOY■
  メガドライブのソフトが稼動するコンパチ機「GAME JOY」。
  海外版メガドライブ「GENESIS」も動く優れものです。 (セガのライセンス商品ではありません)
セット内容は本体1台にコントローラが2台、その他
モノラルビデオ端子ケーブル1本にACアダプター1個
と一通り揃っています。

お値段はまちまちのようですが、お安いところでは
1000円ほどで購入できるようです。

写真では見づらいですが、本体正面には「16BIT」の
文字がしっかりとプリントされています。
やはりメガドライブ関連機としては外せないステータ
スなのでしょうか(笑
大変コンパクトなデザインで、「メガドライブ2」と比べ
てもこの大きさです。→

コントローラのボタンが若干硬めで、連打が必要な
ゲームはちょっと疲れるかもしれませんが、全体的に
メリハリが利いていて、押し心地は悪くないと思います。
その一方で、並々ならぬ固さを誇るソフト差込口には驚かされました。
私の場合、本体とソフトを両手でガッシリ掴まないとカセットが抜けません(笑
ソフト端子部分を傷つけないように取り扱いたいところですね。

早速手持ちのソフトを遊んでみましたが、オリジナルのメガドライブと比べても遜色なく
普通に楽しむことが出来ました。
ソフトによっては若干の違いがあるかもしれませんが、ほぼ問題ない出来だと思います。

■GENESISのソフトをプレイ■
海外版のソフトも動くというこの「GAME JOY」。
せっかくなのでGENESISソフトも遊んでみることにしました。

使用ソフトは、「GENESIS 6-PAK」。(写真右)

GENESIS初期の名作
「ソニックザヘッジホッグ」「ゴールデンアックス」
「Streets of Rage(ベアナックル)」「スーパーハングオン」
「Revange of Shinobi(ザ・スーパー忍)」「コラムス」の6作品が
1本に集約されたソフトです。

それでは期待に胸を膨らませてスイッチオン!


む、何やら英語のメッセージが…。
さすがは海外ソフト!
(国内版でも出ましたが(笑))
…しばらくテレビの前で待っていましたが、一向にゲームが
始まる気配がありません。
これはおかしいとマニュアルを確認したところ、どうやら画面に
表示された英文は『これはGENESIS用のソフトですよ』といった
内容の警告文で、遊ぶ環境に合わせて本体裏のスイッチを切
り替えなければいけないようです。→
説明書はちゃんと読まないといけませんね…。
本体裏のスイッチは2つあり、それぞれ『日本・海外』(メガドライブ
⇔GENESIS)の切り替えと、『NTSC・PAL』※の切り替えが可能な
ようです。
改めてスイッチを海外用に切替えて電源を入れると、今度は無事
にゲームが起動。国内版同様問題なくプレイできました。

←集約ソフトならではのゲーム選択画面。
斧を構えたゴールデンアックスのイラストがすごくカッコ良いです。

■他のソフトも動作検証■
さらに今回は変りダネソフトとして、以前ネットオークションで落札したベルトアクションゲーム
水滸風雲傳」も遊んでみることにしました。

パッケージの文字がすべて漢字で表記されているので、アジア系の海外ソフトと思われますが、
GAME JOYでも問題なく動作しました。
というよりこのソフト、国内・外を問
わず、どの環境に切り替えても動
くようで、メガドライブでもGENESIS
でも動作確認できました。

…恐るべし「水滸風雲傳」(笑

ちなみにゲーム内容のほうは
某『円卓の騎士』ゲームに某『三
国志』ゲームを足したようなシステ
ムとなっており(笑)、ほどよい難易度とテンポ良く進むゲームバラ
ンスで予想以上に楽しめました。
プレイヤーキャラは「史進」(バランス型)・「扈三娘」(スピード型)・
「李逵」(パワー型)の3人から選べ、2人同時プレイも可能です。

※アナログカラーテレビの規格。NTSCは北アメリカや日本など、PALはヨーロッパやアジア・アフリカ
 など世界各地で採用されています。