05年・10月マンスリーチャートレビュー

集計期間:9月19日〜10月16日
順位 タイトル アーティスト 発売日 売上 好度
1− プラネタリウム 大塚愛 05/9/21 16.7
2↑ ENDLESS STORY REIRA starring YUNA ITO 05/9/7 14.3
3→ HEAVEN 浜崎あゆみ 05/9/14 13.7
4− Be My Last 宇多田ヒカル 05/9/28 12.2
5↓ GLAMOROUS SKY NANA starring MIKA NAKASHIMA 05/9/1 11.8
6− COUNTDOWN HYDE 05/10/5 8.4
7− Orange V6 05/10/12 8.3
8− 焔の扉 FictionJunction YUUKA 05/9/22 7.8
9− Two As One Crystal Kay×CHEMISTRY 05/10/5 6.9
10↓ 好きやねん、大阪 関ジャニ∞ 05/9/14 6.4

1位は大塚愛!


彼女は「さくらんぼ」「Happy days」「SMILY」のヒットで、アップテンポな曲も多くリリースしているイメージがあるが、実はこの3曲だけ。本当はバラード中心のアーティストなのである。インディーズ時代の彼女はバラード曲ばかり作っていたようだが、「さくらんぼ」でのブレイクでアップテンポな曲も作るようになったそうな(しかし「ポンポン」や「妄想チョップ」は酷かった...)。
で、この曲は個人的に彼女のバラード曲で「桃ノ花ビラ」の次に好きなものとなった。最初は「なんでBUMPがヒットさせた直後にまた『プラネタリウム』なんて曲リリースするかなぁ〜」などということだけで好感の持てなかった曲だが、聴いてみるとこの曲はこの曲でしっかりと世界観が確立されていて良かった。曲を聴いてると自然と思い浮かんでくる田園風景に、「花火」などのキーワードが上手く絡んでいていい感じ。
今月は非常にレベルが低いチャートな故、彼女のような中堅アーティストが1位を獲ることができたわけだが、それにも納得のデキ。
が、実はそれでもBUMPの同名曲の方が売れているという・・・・(24万枚と現在18万枚)

ところで、彼女はJ-POPシーンにおいて「中堅アーティスト」と言える位置にあると思われるが、現在の勢力図はどうなっているのだろう。個人的主観から書き出してみた↓

超トップアーティスト     Mr.children、サザンオールスターズ
トップアーティスト      ORANGE RANGE、SMAP、B'z、浜崎あゆみ、kinki kids、ケツメイシ
準トップアーティスト    NEWS、平井堅、宇多田ヒカル
上級中堅アーティスト   大塚愛、BUMP OF CHICKEN、L'Arc〜en〜Ciel、EXILE、嵐、福山雅治 
下級中堅アーティスト   GLAY、BoA、aiko、ポルノグラフィティ、ASIAN KUNG-FU GENERATION、中島美嘉、V6、DCT、ゆず、タキツバ、T.M.R、東京事変

測定不能           コブクロ

こんな感じ? 意見など受け付けてます・・・



2位はレイラ!

なんということ。気がつけばMIKA NAKASHIMAのやつを大きく上回るロングヒット振り! 初動がイマイチだったので累計でもまだ30万枚には達していないのだが、売れましたねぇ。 いい歌である。



3位は浜崎。

今月は先月から引き続きランクインしたのが4曲と、結構多い。まぁ曲の感想については先月分を見てください(^ ^;)
にしても、シングルにおいてこれほど安定した累計売上を出し続けるアーティスト、今までいただろうか? moments〜HEAVENの6シングルが、全て35万枚〜30万枚の中に収まっているという....  これって記録的に凄いことだと思うんだけど。

SHINOBIの映画の評判、意外にも結構いいようっすねー。 仲間由紀恵がやたら綺麗なので、それだけで観る気にさせられますが。ってか最近、彼女の顔をブラウン管で見ない日ってないな。一体何作のCMを掛け持ちしてるのやら・・・



4位は宇多田ヒカル

かぁさん〜どうして〜 ああああ〜〜
で始まるこの歌は、最早ネタで作ったと思いたくてたまらなくなる曲だ。久々の復帰シングルだというのに、この限界まで暗い楽曲・・・ これでも彼女自身はそれなりに売れると予想していたのかもしれないが、これ以上ないくらい見事にコケましたね。「日本を代表する歌姫」とはいえ、それはもう3年前までの話。そろそろ必死に売りに行かなければならない時期であったにもかかわらず、これと同様の曲風をもつ「誰かの願いが叶うころ」がそこそこ売れ、「EXODUS」が国内でミリオンヒットを達成したことで、彼女にはそのことが分からなかったのではないだろうか。 リスナーは宇多田にこのような楽曲など求めていない!!!

Be My Last  Be My Last  Be my last  ああああああ〜〜

そりゃいくら宇多田でも、こんな曲が売れるわけ、ない。

それとなんだかコールドプレイっぽい部分があるのだが、これはUK進出からの影響なのだろうか?



5位は中島ナナ!

曲は相変わらず文句なしに良い、のだが・・・
何度も聴いているうちに、Aメロの中島のボーカルが許容できるものではなくなってきてしまった。実に下手。
ワンランクダウンッッッッ!!!!!!



6位はhyde。

日本でハードロック曲が売れた、という事実だけで嬉しくなって評価を上げてしまう私。この曲も随分と訳の分からないメロディーと歌詞を持つ曲なのだが、そんなわけで一定以上の評価をしています。 A、Bメロはどう贔屓目に見てもやはり弱いのだが、サビはそれなりに格好いいと思う。「Are you in〜?」 の部分の転調を気に入るかどうかが、この曲の評価の分かれ目となるだろう。自分は好きです。

ちなみに映画は糞らしい....



7位はV6

いいっすね。EXILEの「Far away」や「real wolrd」を気に入ってるという事実から分かる通り、私はちょっとテクノっぽい疾走感を感じられるこういった楽曲、好きなんすよ。
完全にマンネリ化したかと思われたV6だったが、まだこんな新鮮な楽曲が作られるようだ。「COSMIC RESCUE」がこれに似た感じの曲だと思われるが、本作はそれ程予定調和っぽい感じがしなくてあれより良い。




8位はFictionJunction YUUKA

まず第一に「なにこの覚えにくいアーティスト名....」と思った。曲は・・・・ ふつぅ。



9位はクリケミ!

あまり魅力を感じないアーティストのコラボなので、個人的には魅力を感じません。
傍目から聴いてれば普通に良い曲だと思えるんだけど、個人的にはやはり魅力を感じません。
質は高いと思いますが、個人的にはやっぱり魅力を感じません。



10位は関ジャニ∞

イエーーーーーーーーイ!!!!!!!
いやー、全然ロングヒットしなくてよかったですよ。累計も23万そこそこに留まってくれそうです。次作では願わくば15万程度になってほしい。

ほーんでもってそんでまいどあり

しねええええええええ!!!!!




<あとがき>
最後の関ジャニについてのコメントでは、なんだか半狂乱になってしまい申し訳ございませんでした。今は反省している。
実際、こんなに聴いてて腹の立つヒット曲は、03年7月の「シャボン玉」以来だったもので....

あ〜いのシャボンにいだかれて〜

しねえええええええええ!!!!!