05年・12月マンスリーチャートレビュー

集計期間:11月21日〜12月18日
順位 タイトル アーティスト 発売日 売上 好度
1→ 青春アミーゴ 修二と彰 05/11/2 30.4
2↑ 粉雪 レミオロメン 05/11/16 30.0
3− supernova/カルマ BUMP OF CHICKEN 05/11/23 27.4
4− Triangle SMAP 05/11/23 26.7
5− ただ・・・逢いたくて EXILE 05/12/14 25.4
6− Only Human K 05/11/23 13.4
7− Bold&Delicious 浜崎あゆみ 05/11/30 11.8
8− you 倖田來未 05/12/7 11.0
9− スター aiko 05/11/30 9.2
10− ブルートレイン ASIAN KUNG-FU GENERATION 05/11/30 9.0

今月は例の2曲のロングヒットもあり、レベルの高いチャートとなりましたが・・・残念ながら、個人的にどうもツボを外された曲ばかりで,、感想中にも文句が多くなると思われますが、ご了承ください...



1位は修二と彰・・・ ・・・。

なんか普通に順調にロングヒットしまくってますねこの曲。センバツ野球の主題歌にも使われるらしく、これには「合ってんじゃーん!」と「ふざけるな!」とで、賛否両論がはっきりと分かれていて笑ってしまう。そんな俺は中立派。だってやっぱり・・・合ってるといわれれば合ってる気がするから。
SAY,おーれたちはいつでぇも〜♪



2位はレミオロメン!

02年・・・・・キラキラ/小田和正   プリズム/YUKI   HERO/Mr.Children

03年・・・・・ロストマン/BUMP OF CHICKEN

04年・・・・・瞳の住人/L'Arc〜en〜Ciel

と、これが過去数年の中での、私の中で一生モノとなるであろうシングル曲である(01年は多すぎるので省略)。
そして

05年・・・・・粉雪/レミオロメン

となる・・・かはまだ今後の経過を見ないと判断できません。しかし、今年のベストソングになるのはどうやら確実なようである。
間奏がまた素晴らしいんだわ



3位はBUMP OF CHICKEN。

supernovaを初めて聴いたとき、私は「どうして、こうなっちゃったんだろう」と思ってしまった。BUMPらしい面白みのあるメロディーはすっかりはすっかり無くなり、歌詞においては、かつての彼ららしさがほとんど消え去ってしまっているからだ。あくまでも個人的に言わせてもらえば、プラネタリウムにおいて感じた一片の不安が、ここで見事に適中してしまったという感じ。ここまで臭くなってしまうと拒絶反応を感じずにはいられないというのは、私だけではないはず。
しかしカルマには、supernovaで感じた不満を帳消しにし、更にプラスに変えるほどの魅力があった。Bメロの格好よすぎるカッティングギター、サビで鳴り響くエレクトーンの音色、全く澱みを感じることの無いCメロ・・・。この有無も言わさずの勢いに、終始感動が止まりません。間奏が皆無という辺りに、また彼ららしさを感じる次第です。
しかしよくSMAPを抜いて3位に飛び込んだものだ。何気に天体観測に次ぐヒットになっているし。



4位はSMAP

なんでSMAPってこんなに唄ヘタなんだろう・・・と感じられまくるAメロは、まぁいつものこと。メッセージ性をしっかりと伴ったサビは、普通にいいと思います。 しかし個人的には、こういった優等生な歌詞よりも、バカンスのような馬鹿歌詞の方が、素のSMAPにハマってるような気がして違和感なく聴けるのでいいかも.....



5位はEXILE。

長調の実に分かりやすく、特徴の無い曲が続いていた彼らですが、ここにきて徹底的に涙を誘おうとせんばかりの力作を出してきましたね。まぁ悪くないんだけど、個人的には別に何度も聴きたくなる楽曲じゃないなぁ......
しかしその力の入り方がリスナーにも伝わったのか、初動25万という普通にとんでもない数字を出してきました。これがEXILE最大のヒット曲で、そして今年のトップ10に入るであろう楽曲かぁ。。。
残念ながら、理解できません。



6位はK.

なんか韓国ではロックが絶滅傾向にあるらしい..... 「韓流」に乗って、韓国の音楽アーティストも次々と日本でライヴをやるようになり、どんなアーティストがいるのか楽しみでしたが、ロックは皆無、アップテンポのポップチューンもほぼ皆無、あるのは・・・コテコテのバラードとR&Bだけかい!!!

あ〜あ、なんか失望させられました。というわけで、このアーティストにも魅力を感じないのです。



7位は浜崎あゆみ。

初動8万枚ながら、登場週のレベルの低さで見事に1位をかっさらいました。宇多田のビーマイラストといい、かつてから人気のあった最早大御所とも呼べるアーティストは、まだリリース週の運には見放されていないようですね。
で先行シングルとはいえ、この曲は過去の彼女のシングル売上からは考えられないような、不発となりました。 それもそのはず.... 恐らくこの曲を聴いた8割の人が思うであろう、「浜崎、歌って無いぢゃん!!」ってのがなにより致命的。 それからあまりに調子に乗り過ぎているPVも、こちらの気分を見事に害してくれる。-1でFランク献上。



8位は倖田。

12乱発シングルの1発目は、普通にキャッチーなバラードとなって一安心って感じ。そこそこ売れてますが個人的にはやはり好みではない。う〜ん、暗いバラードが苦手なのかな俺....

とはいえ、この後の「feel」「Lies」とかいうどうしようもないシングルに比べれば、20倍くらいマシですが。



9位はaiko。

確か「あらしのよる」の主題歌だったと思う。ひたすらのびやかで単調ながら、なんだか独特なサビメロが印象的。



10位はアジカン。

リライトの13.5万枚から、随分と下げてくる結果となってしまいましたね。まぁリリース間が開き過ぎているし単純に比較はできないんですが、楽曲にもこれといった勢いを感じられず、音色も少ないのでチープな印象が先行してしまいます。良く言えばスマートな楽曲だし、やはり凡百のギター・ロックバンドとは格の違いを感じさせられますが、これなら「ブラックアウト」のが良かったなぁ。

しかしいつの間にか、売上でELLEGARDEN辺りの新興バンドに負け始めてるんだね、このバンド.... 次はストレイテナー辺りに抜かれてしまうのか!?