QUEENアルバム感想

時は70年代後半、世界的に凄まじい人気を誇ったバンド。 そしてその日本での知名度は、
2004年に某テレビドラマでこのバンドの楽曲が大々的に起用したことで、もはや説明不要とまでいえるほどのものとなった。キャッチーながらしっかりとロックの魂を楽曲に感じることのできる、まさに名バンド中の名バンドだ。




1.The march of the black queen
2.Orge battle
3.Seven seas of rhye
4.The fairy feller's master-stroke
5.Father to son
          /9曲
QUEEN U 84
1974年 2ndアルバム

一部ではこのアルバムが最高傑作と評価されている、クイーンの2rdアルバム。もはやジャケットの雰囲気からして、凡百のロックバンドとの違いを感じさせられる・・・。

ジャケの通りロックぽさを感じさせない、クラシカルでアンサンブルなサウンドオンリーのインストで幕を開けるこのアルバムだが、2曲目のFather to sonで早くもギターの重厚なサウンドが楽曲に重なってくる。まさにオペラ・ロックバンドと呼ばれるクイーンのサウンドの基本が、ここにあるって感じ。サビにのせて盛り上がってゆく曲構成も良いです。

そんな「ホワイト・クイーン」サイドの楽曲溢れる前半は、どれもアコースティックで優しい感じの印象。相変わらず「ここぞ」というところで乗ってくる、エレキのサウンドに唸らせられる部分もあるが.... やはり数曲聴くと飽きてくる。しかし丁度眠くなってきたところで、このアルバムは素晴らしい変化を遂げる。

そう、6曲目の
Orge battleから「ブラック・クイーン」サイドの楽曲が幕を開けるのだ。 この楽曲がひとたび始まってしまえば、もうこのアルバムの曲の流れは止まることが無い。それはもう、6〜11曲目全てが1曲に思えてしまう。 その核となるThe march of the black queenは、クイーンの全楽曲の中でも確かな存在感を放っている大曲。先の読めない展開にもワクワクさせられます。

もはや使い古された言い方だが、30年以上前にこんなアルバムが作られていたなんて。