タイトル 制作年 評点 感想
アウトブレイク 1995年 6 豪華キャストによる細菌パニックサスペンス。細菌の感染が広がっていく経路がしっかりと伝わってくるように描かれており、好感が持てる。しかし後半は少しダレるし、核爆弾を投下するシーンにも必然性が感じられず。 あと、K・スペイシーの扱いが小さすぎてビビった。いくら有名になる前とはいえ....
青の炎 2003年 6 二宮と松浦によるサスペンス。青少年の心の闇の描写が上手く、二宮の演技も良いので終始緊張と暗い雰囲気に包まれている映画。ただし、あややはまるで空気のように存在感が薄かった。ラストシーンの表情ははしのえみがいつも真似してる顔。
アラベスク 1966年 6 G・ペック主演のサスペンス。我ながら、よくもこんな古くてマニアックなサスペンス映画を観てるよなーといった感じだが、実際前半の導入部は良かった。その後は二転三転しまくるストーリー展開、鏡越しやらガラス越しやらの撮影方法といい、やりすぎな感もあるがとりあえず飽きないで見ることはできた。
アンブレイカブル 2000年 1 思いつく限りで、自分が過去に劇場で観た映画で最悪の駄作。少なくても「シックス・センス」のM・ナイト・シャラマン監督ということで、どんでん返しを期待してた観客にとっては、あのエンディングには唖然となりますね。しょぼ。
依頼人 1994年 8 少年に1ドルで弁護を依頼された弁護士の話。展開は磐石にサスペンスしてて普通に面白いし、少年が自分の秘密を弁護士にも秘密にしたままというのが面白い。
インソムニア 2002年 8 アラスカ、白夜というシチュエーションがとても格好良く、それの舞台がしっかりと脚本で生かされている良作サスペンス。A・パチーノもR・ウィリアムスも迫力の名演技。特に徐々に凶悪さを浮き彫りにしていくR・ウィリアムスにはゾッとさせられるものも。
インビジブル 2000年 7 悪役俳優;K・ベーコン主演のSFサスペンスアクション。透明人間になった後、彼がどんどん凶悪になっていく様子が興味深かった... 後半は一気にエイリアンのような展開になり、ラストのエレベーターでの攻防は凄かった。こんなにしぶとい悪役もなかなかいませんね。
裏窓 1954年 5 ヒッチコックの名作・・・・と言われているサスペンス。確かに面白い、といえば面白いんだが。でもカメラが一窓ごとに移動していく、ってのがなんともモダンで致命的に退屈でした。これも時代
es 2001年 9 刑務所での実験が、やがて殺し合いに発展していくというとても変わった映画。本当にゾクゾクしてくる展開。脱獄のシーンではもう観る方の感覚もおかしくなっていて、「殺れ!殺れ!」と気がついたらテレビに向かって叫んでる自分がいました....
L.A コンフィデンシャル 1997年 9 ハードボイルドサスペンスアクション映画。90年代で最も豪華キャストの揃った映画の一つだろう。 しかし衝撃的なバイオレンティック・シーンを挟んで二転三転してゆく脚本は完璧で、後半からは「登場人物で誰が生き残るのか」というスリルさえ味わえる。終盤のR・クロウとG・ピアースの格好よさは特筆モノ。
オペレーション・ノア 1999年 3 C級爆弾サスペンス。いまじゃどこにも置いてないんだろーなぁ・・・
オリエント急行殺人事件 1974年 3 ポワロがここまで変なオッサンだとは。原作が別に面白いとも思わなかったので、映画もいまいち。だってあのトリックは反則だもの。。。
合衆国最後の日 1977年 6 核爆弾発射のカウントダウンが行われるシーンは、本気でハラハラさせられた。だが後半はダレると言わざるをえない。
カナディアン・エクスプレス 1991年 8+ 最初の殺人シーン→山小屋→カーチェイス→列車と、列車に乗り込むまでもハラハラするシーンの応酬で、疾走したまま止まらないような展開には凄く好感が持てた。その後は狭い電車をふんだんに使って逃げ回るシーンなどになるが、かなりの緊迫感。サスペンス・アクション映画の隠れた名作。 J・ハックマンは文句なしに格好良い役。
硝子の塔 1994年 3 S・ストーンの官能サスペンス第二弾。今回はオナニーもしてる。見所はそれくらいの映画だが、一応結末がはっきりしているので「氷の微笑」より上。そして男役がどいつもこいつも皆気持ち悪い
完全犯罪クラブ 2002年 3 S・ブロックが超有名になってからの映画なので、やたら彼女中心に物語が展開していてグダグダ。性格もよくないし。 どこが完全犯罪なのやら....
カンバセーション…盗聴… 1973年 7 J・ハックマンが徐々に追い詰められていくサスペンス一筋の映画。この不穏な空気は今の映画じゃなかなか出せまい。H・フォードが悪役でちょっと出ているのだが、やたらカッコよかった。なんかハン・ソロそのまんまだったな.....
危険な遊び 1992年 8+ なんと!「ホーム・アローン」M・カルキンと「ロード・オブ・ザ・リング」I・ウッドが競演しているという恐るべき映画。悪戯がどんどん酷くなり、犬を殺して実の妹も殺そうとするカルキン、そしてそれを阻止しようとするI・ウッドが実に格好よい。どこかのサイトで描かれていた、この映画の結末通り、現在の映画界でもI・ウッドがM・カルキンを蹴落してスターになってる、というのが滅茶苦茶笑えた。
危険な情事 1987年 6 不倫相手G・クローズに付きまとわれ、M・ダグラスの家庭が崩壊していくサスペンス映画。このテの映画のさきがけとも言われ、今となってはそういった意味で価値のある映画だと思う。サイコな描写の仕方はやっぱり最近の映画の方が上なのだが、ただ、あの兎のシーンだけには戦慄させられた。
CUBE 1998年 8 ミニシアターでの上映ながら、大ヒットを博した映画。まぁとにかく見てもらえれば、どんなに中毒性のある映画かがすぐに理解できると思う。「罠」の描かれ方も、人間模様の描かれ方もなかなか巧い。ラストは流石にお粗末だと思うが....
CUBE2 2002年 2 中盤以降脚本が崩壊していく典型的駄目映画。
恐怖の報酬 1952年 9+ トラックにニトロを積んで、5000キロ先まで運ぶことができたら莫大な報酬をもらえる、という映画。前半の人間模様の描き方は、確かに退屈でないとは言えないがそれなりに迫力があるし、中盤以降のスリルは「極上」の一言。あんな障害の数々を、ニトロを積んだトラックでよく…。特に爆弾で石が破裂するシーンは心臓に悪すぎる。眩暈すらさせられるラストシーンにも言うことなし。歴史に残るスリラーと断言できる逸品。
恐怖の報酬 1977年 5 こちらはリメイク前とは違い、前半の1時間があまりにも退屈。吊り橋のシーンは確かに凄いのだが、見せ場も少なくなっている感が。でもトラックのデザインには必要以上に恐怖を煽られた。
恐怖の岬 1962年 6 リメイク後の「ケープ・フィアー」のが怖いという、珍しい例。やはりR・ミッチャムがデ・ニーロに負けているのが原因。とはいっても磐石のストーリー展開は悪くないし、ラストの対決シーンは凄い迫力だった。しかしこれもリメイク後に比べると(ry
恐怖のメロディ 1971年 8 イーストウッドの初監督作品。男が女に付きまとわれる映画で、あ、これ考えてみたら「危険な情事」よりずっと前なんですね。見るからにサイコなジェシカ・ウォルターの眼のアップは確かに怖い。 とにかく包丁を振り回して暴れまわる、ってのもやけに女っぽくて生理的に怖かった。名作。
疑惑の影 1943年 8 ヒッチコックの名作の一つ。どんどん叔父に疑いを抱いていく過程が描かれ、かなりハラハラさせられる。ただ、恋愛シーンは不要だったかも。
金田一少年の事件簿
オペラ座館、新たなる殺人
1996年 5 予想以上にむごくて、小学生の時の初見時にはかなりトラウマになった。
トリックとかはいつもの金田一。
金田一少年の事件簿
殺戮のディープブルー
1999年 3 これまた半端にスケールをでかくしたもんだ.... ただテロリストによる事件に巻き込まれただけで、推理の要素が少ない。金田一二三イラネ
金田一少年の事件簿
上海魚人伝説殺人事件
1997年 5 トリックなどもそれなりに凝っているし、シャオロン格好いいしでそれなりに見れる映画。あんまり堂本の一って好きじゃなかったりするんだけど…なんて言ってるのは俺だけだろうなぁ...
暗くなるまで待って 1967年 9 O・ヘップバーン主演のスリラー。盲目という設定を生かした脚本がよーく練られているし、頭がいいので簡単には騙されないヘップバーンも格好よい。彼女をここまでいじめていいものかと思わされるほどの終盤、真っ暗な中での恐怖感は半端ではなく、個人的に極上のサスペンス・スリラーだと思っている一本。
クリムゾン・タイド 1995年 8 潜水艦の中での核兵器発射をめぐるサスペンス。全編に渡り、絶えず安定した面白さ。D・ワシントンの演技力は流石。
クリムゾン・リバー 2000年 2 猟奇殺人サスペンスモノの典型的な駄作。ミステリアスな雰囲気を出そうとしているのは分かるが、はっきり言って何がなんだかわからん
クロスファイア 2000年 8 原作宮部みゆき、主演矢田亜希子と伊藤英明のサスペンス。とりあえず矢田亜希子がかわいい。遊園地炎上の終盤もなかなかで、邦画ながらよくやったという感じ。
ケープ・フィアー 1991年 9 「恐怖の岬」のリメイク。主演・脇役共に一癖も二癖もある奴ばかりとなっていて、不安を倍増させてくれる。R・デニーロのストーカー行為が殺人へと発展していく訳だが、これほど丹念にじわじわと描いていった映画もないのでは。最後の20分の戦慄はすさまじい。 自分はこの映画のアングルや音楽の入れ方などを参考にして映画を撮ったことがあり、そういう意味でも思い出深い一本。
ゲーム 1996年 6 逆転しまくるサスペンス。最後の最後まで逆転することを止めない展開には、脚本家のある種の執念すら感じられる。
激突! 1972年 10 スピルバーグのデビュー作。乗用車が巨大タンクローリーにひたすら追いかけられるという映画だが、これだけなのに滅茶苦茶面白いしハラハラする。ガソリンが切れながら、それでも何とか坂を登り切ろうとする終盤のシーンなど、カット割を重ねる演出が素晴らしすぎてハラハラしつつ楽しめる。これこそ、ジョーズや宇宙戦争の原型なのだなぁ。個人的には生涯の一本。
現金に体を張れ 1956年 9 時間軸を前後して追っていきながら、かつ分かりやすく見せるキューブリックの編集の腕が冴えた名作古典サスペンス。あのオチ、そしてあの幕切れは何度見ても最高。
氷の微笑 1992年 2 S・ストーンの官能サスペンス第一弾。あの結末は何だ。氏ね
コピーキャット 1995年 5 普通のサイコ・サスペンス。やはり主人公S・ウィーバーの外出恐怖症に感情移入できないのが、痛いのではないかと。
コレクター 1965年 7 元祖サイコ・サスペンス。蝶と同じように、女性を収集しようとする男ねぇ…いやはや、不気味だ。今見てみると演出などはかなり甘く感じるが、それでも普通に楽しめる一作です。見たのは4年前なのに、1シーン1シーンが鮮明に思い出せるというのは、やはり印象に残ったということだろう。
13デイズ 2000年 4 キューバ危機を描いたサスペンス。だが、どこが盛り上がり所なのか分からないような展開でダレダレ。テーマは良いのに・・・