−僕の事件記録−

交配奮闘記−がんばっちゃったぁ,パパになれるかな編
 8月になり、待ちに待った連絡がきた。チャッピーちゃんのヒートが来た。私はどうしてもチャッピーちゃんとこーぱとの子供が欲しくて、今回スメア検査をしてもらう用にお願いし、知り合いの交配介助できる人に家に来てもらう事にした。もちろん今回はチャッピーちゃんをお預かりさせていただく事にした。ヒートがはじまって15日目にようやくGOのサインがでた。すぐにチャッピーちゃんは我が家に来てくれた。出血もすくなく、お尻を触ると尾っぽ巻く...今がチャンス!! もうこーぱは久しぶりに会ったチャッピーちゃんにもかかわらず大興奮している。でも飼い主さんが帰った後チャッピーちゃんは急に元気がなくなり、大量のよだれを流し始めた。ひとりでお泊りした事がないといっていたので急に不安になってしまった様子、私は色々と話し掛け、身体を撫でてあげた。30分くらいで何とか落ち着きを取り戻したくれた。そう思ったとたんまたこーぱとチャッピーちゃんはのりのりで遊び始めた。そしてこーぱがチャッピーちゃんを抱えて交配体制をとろうとしている...ちょっと逃げ腰のチャッピーちゃんを軽く押さえたとたん上手くはまってくれた様子、こーぱがんばれ!!と思ったとたんチャッピーちゃんが悲鳴をあげた。何がなんだかわからずおろおろしている私の前で二人はお尻がぴったりとくっついたままじっと立っていた。もしかしてこれがロックがかかったってこと??もしかして成功!!もう嬉しくて涙が出そうだった。でもこの後が大変だった。二人は前に歩こうとして大変、だってつながっているのだからしかも反対向きなので引っ張り合いになる、二人ともう〜んと小さい声を出してジタバタしている。仕方なく二人を動かないように押さえていた。それから約30分もの間、汗だくになりながらも二人を懸命に押さえつづけた。そしてやっとロックが解けた瞬間みんなぐったり状態だった。その後、二人??はぐっすりお休みタイムとなった。夕方になって交配の介助を頼んだ知り合いの人から電話がきた。こーぱをお世話してくれたペットショップのオーナーです。今までの様子を話すと今知らない人が家に入ってしまうと交配が成功しなくなってしまうかも...と言う事でそのまま私独りで二人を見守る事となった。そして再びのりのり状態となった。また今度もチャッピーちゃんの身体をほんの少し押さえるとしっかりロックがかかった。今度は悲鳴をあげる事はなかったけれど、二人ともまた必死に前にすすともうしてジタバタの連続だった。そして私独りが汗だくになりながら二人を押さえ続けた。もう2回も成功したし、今日はここまでにしよう...そう思ってチャッピーちゃんにおパンツさんをはいてもらった。チャッピーちゃんは夕方くらいから、もう我が家になじんだ様子で、自分の家のように振舞うようになっていた。こーぱはチャッピーちゃんが来ると、お気に入りのソファも長座布団もそしてラウンドベットまですべて譲ってしまうほど大切にしてあげていました。そして夜お散歩に連れて行った時も後を付いて周り、片時も放れませんでした。かといって家にいる時はヒート中の女の子が一緒にいるなんて思えないくらいおとなしい良い子でした。この夜は、いつもセミダブルのベットで主人と私、こーぱと川の字になって寝ているのにチャッピーちゃんに場所を譲り独りラウンドベットでおやすみとなりました。そして次の日、昨日と同じようにのりのりの二人簡単に交配体制を取ってくっつくのにもうロックがかからず外だまになってしまう...なぜ?? のりのり状態は同じなのに、そしてこーぱがだんだんチャッピーちゃんを拒否するようになってきた。そして3日目の朝、のりのりの二人だけれどやっぱり交配は外だまで終わってしまった。そしてとうとう、こーぱがチャッピーちゃんを完全に拒否し始めた。そばに来ると声を出して怒つてしまう。お昼過ぎにチャッピーちゃんをお家に送っていく予定だったのだけれど、早い時間に送り届けた。でも期待通りこーぱはがんばってくれた。後はチャッピーちやんの着床率にかける事になった。


交配成功時の記念写真です

 

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