あんにんが...いなくなった。
     パートU      

今から思うとあの時から...そう、お耳のおできから事件が始まったのだ。夕方のお散歩から帰ると泥だらけのこーぱとあんにん、何時も玄関で全身をくまなく拭いてあげる。あるときあんにんの右耳の端っこにおできがあるのに気がついた。耳が大きせいか地面にこすったのか、にきびみたいでもあるが丸くてコリコりとても小さい直径2ミリくらいのおでき、毎日確認していたけれど大きくなる様子も無いがつぶれて消える様子も無い。まぁ単なる脂肪の塊だろうと思っていたんだけれどこれが一大事件となってしまった。こーぱの逆さまつげを抜きに行った時あんにんのお耳を先生に見てもらった。すると意外な答えが返ってきた。つぶしてみたけれど中味が脂肪ではない、もしかしたら悪いものかもしれないから薬を飲んでも小さくならない限りすぐに切除しましょう といわれた。期間は1週間、抗生剤を飲んでも結局おできは小さくならず切開する事にした。おできは耳の端っこにありくりぬく事ができなかったために、なんと耳を切ってしまったのである、2004.8.16 の事だった。。そしておできは精密検査へ...悪性でない事を祈りながら不安な日々が続いた。そしてあんにんはなれないエリザベスカラーをつけられとても不機嫌な様子、しかもカラーをつけても耳が大きいために下を向くと地面についてしまう、もの凄いストレスの塊となってしまった。そしてその結果耳の抜歯を自分でしてしまうくらい暴れまくり、お留守番の間にペットシート、おもちゃ、あらゆるものをカジカジしてストレスを発散してしまったのである。


しるしの中におできがあります


カラーをつけてとても不機嫌

なんだか何時もと様子が変??元気はある、食欲もある、でも食べて少しすると吐いてしまう。う☆ちもちゃんとしているけれど何だか変??すぐに獣医さんに連れて行った。レントゲンを撮って確認する事になったのだが、すると大変な事になっていた。お腹の中で...そう腸が半分ふさがっているみたい...何かがつまっているのだ。もう大変、避妊手術をしてまだ間もない、しかも耳も切除したばかり、お腹を開いては欲しくない...どうしょう...。先生がとりあえずバリウムを飲ませましょう、重みでつまったものが出てくるかもしれないから、でもバリウムを飲んでもし吐いてしまったらお腹を開けましょうといわれてしまった。夜11時くらいに結果が出るので電話をしてください。そしてまたまたあんにんは病院にお泊りすることになったのだ。二度目となるとなれたものこーぱはこんなものとばかりあんにんがいなくても知らん振りのご様子、あんにんはやっぱりお腹の様子が変なのかおとなしく先生と診察台の上に座ったまま私達を見送ってくれた。家に着いてから、こーぱは何時もと変わりなく、早くご飯!!とせがんでいる。でもあんにんが心配でそれドコロではない...。凄く時間が長く感じた。そして11時、心臓がドキドキ手が少し震えている...そんな状態で先生に電話をかけた。"大丈夫です、バリウムはきちんととおりましたよ。あとは一晩様子を見て明日には退院できますよ。でもいろんなものがでてきているから明日お見せしますよ"と言われた。とにかくお腹を切らずにすんだ、ホットした瞬間だった。次の日の夕方あんにんをお迎えに行った。そして私達は先生から小さなビニール袋を渡された。中にはペットシーツの切れ端、緑や黄色赤などの小さい破片が入っていた。確認できるものだけとっておきました。これがお腹の中でつまっていたんですよ。ちゃんと気おつけてみてあげてください!!としっかり怒られてしまった。でも先生もすごい、バリウムう☆ちのなかから一つ一つ拾って洗ってくれたらしい。この出来事のあとからあんにんにはは、お留守番をするときはおもちゃは与えず、ペットシーツも布製のものを使うようになった。少しくらい食べても大丈夫だろう....そんな油断が引き起こした事件だった。本当にいけないのは私達飼い主だったのかも....つらい思いをさせてごめんね あんにん !!
そして後日検査に出していたあんにんのおできの結果が出た。腫瘍があまりにも小さすぎて良性か悪性か判断できないと言う事だった。おできは耳にできたものが1つだけ...もう切り取ってしまったので心配はしなくて良いけれど、何時も気にして色々と見てあげてくださいということだった。とにかく良かったね あんにん !!

  

 
 

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