コスモス保育園は子ども達の『主体性』を大事にします。

★子ども同士の話合い★
コスモス保育園では、以上児についてこども同士がお互いに考えた事、感じている事、その日の出来事などを話合う時間を設けています。
テーマや話題を保育士が振ることもありますが、こども達同士で司会の役割なども行い話合いをすることで、より互いの意見を知ろうとしたり、話を聞こうとする意識が高まります。話合いの内容を受けて翌日以降の保育の活動を変えたりすることもあります。

★絵本の読み聞かせ★
コスモス保育園では、テレビ・ビデオなどメディアを使った保育活動は行っておりません。
コスモス保育園は、絵本の読み聞かせに力を入れています。園には数千冊の絵本があります。但し、絵本の内容を確認したり、覚えるなど記憶や知識を増やすためのものではありません。保育士と同じ空間と時間を共有し絵本の世界を楽しみ、心の栄養を蓄えています。園では短時間のものも含め、一日に４~５回の絵本の読み聞かせ活動を行っています。絵本の貸し出しも行っており、子ども達は年間１０００冊以上の絵本に触れております。

★英語教室★
4歳児(年中組)と5歳児(年長組)は、週に１回、園の近くに住むショウナ先生との英語教室を行っています。英語教室では、主に会話遊びや、外国のイベント体験などを行います。英語という言葉の文化にふれる事を大切にしています。決して早期教育として英語の勉強をする事が目的ではありません。
英語教室は、あくまで個人の意見を尊重し、無理が無いよう、楽しめる活動として進めて行きます。

★体育教室★
4歳児(年中組)と5歳児(年長児)は、体を動かす事の楽しさと、目標を達成した時の喜びを知る事を目的として、週1回の体育教室を行っています。
体育教室は、専門の先生に来ていただくことで、安全に、かつ子ども達が主体的楽しく参加できる活動になるよう配慮しています。

★異年齢交流保育★
コスモス保育園は、発達段階の異なる子どもが、お互いに関わりあい相手を思いやりながら共同で活動・遊びが体験できるような活動を行っています。
クラスは年齢区分ですが、日々の活動の中で、意図的に異年齢交流保育をおこなっています。
(この活動は、平成１３年度九州保育研究大会にて研究発表させていただきました。)

★ドキュメント記録★
コスモス保育園は、その日の活動で起こった出来事をドキュメント形式で記録しています。ドキュメントでは、保育の心に残った子どもたちの声（つぶやき）を写真と一緒に記録しながら、子ども達の活動を保育士も主体的かつ肯定的に受け止めながら、子ども達が今興味・関心のある事や持っている力を保育に活かす活動を行っています。
ドキュメント記録については、掲示板に貼り保護者の方にも見ていただけるようにしています。

★保護者への呼びかけ（協力依頼）★
コスモス保育園では、保護者の方に情報やアイデアなどを募集する事があります。たまに、段ボールや紙類など子どもたちの遊ぶ素材についても収集の協力をお願いする事もあります。
こども達の興味関心は常に動いています。その時によって求められる知識やアドバイスも異なります。例えば○○虫の飼い方や、▲▲の花が見れるところ、XXを作ってみたい。□□をやってみたい等です。その様な時、保育士の保護者の方の持つ知識や情報・経験などからのアドバイスをお願いする事があります。