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奉納舞のフィナーレを飾るのが竹浦の獅子舞です。獅子舞の奉納には、300年程(江戸時代)の歴史があるといわれています。祇園ばやしのお囃子のリズムが「チャイロンチャイ、チャイロンチャイ」と聞こえるところから「チャイロン」と呼ばれています。 薄化粧した子供達が軽やかに打つ鉦・太鼓、いなせな若衆が奏でる篠笛にのせて、一対の獅子が優雅に舞うのです。
舞は
街道を行く時の「祇園囃子」
石段を舞い登る「道中舞」
庭先の「草食い」
座敷で舞う「さがり」
に分かれていて、一行の華やかさは他の関係者の羨望の的でした。
チャイロンを先導し交通整理するのが、アカ・アオ・ヤマンの三匹の鬼で、大人でも不気味に感じるほど立派な面なのです。
今は廃れたようですが子供の頃、この鬼を“せびらかす”(はやす)のが最大の楽しみでした。
「アーカ、アーカ、くっさりアーカ!」と はやすと、鬼も心得たもので、6尺棒を持って追ってきます。子供たちには鬼が本気のように思え、必死で逃げて路地に隠れ、鬼が去ると又はやすのです。本当に怖くて面白かった記憶があります。 これらの鬼面は、昔この地で病に倒れた旅人が、ご恩返しに彫ったものといわれ、又、獅子の舞には無病息災の願いが込められているのだそうです。
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