宝暦元年(1751年)近江八幡の商人、恵美須屋弥三右衛門が岩内場所を請負い、この年を以て開基とする岩内町は古くから開けた港町です。それ故、昔から地元の人々に愛され評判を取った老舗の味を脈々と今に伝えるお店が色々とあります。今回はそのひとつをご紹介しましょう。
餅とだんごを一筋に101年の「佐藤餅店」は明治36年創業で現在四代目がお店の“のれん”を守っております。 扱い品目は大福(90円)べこ餅(80円)醤油だれの串だんご(5本入り350円・10本入り700円)赤飯(300円)あとは注文で作る鏡餅と、のし餅のみで百年間腰のすわった職人技でしっかりした、良い品物を作っております。わけても昔から特に評判が良いのが醤油だれのみの串だんごです。朝生づくりの品が昼前には売 り切れで地元でも「さんまるのだんごが食べた ければ午前中に足を運べ」が定説です。 |