店主本田一樹氏が手作りする様々な珍味が、冷蔵ケースに並んでいる。
一番人気は、干しこなごを甘辛く炊いた「佃煮」 (250g箱入り1600円)で、寿都の生炊きシラスとは一線を画す定番の味わいである。小さくて型くずれのないこなごが柔らかく、食べ飽きないおいしさが忘れられないのだろう。週に一度製造され札幌や本州からの注文もある。
季節限定商品では、 11月には売り切れる秋に揚がった鮭のトバやイクラのしょう油漬け(小瓶千円前後)もある。スケソウ鱈の身を甘酢で漬けた「冬の華」という商品は、本来岩内地方限定の『親子漬け』と呼ばれるもので、こちらのは助子(たらこ)が入っていないちょっと珍しい製品である。
「塩から」と「切り込み」は、それぞれ 100g170円の計り売り。「ニシンの昆布巻」きは身欠きの炊き方が良い塩梅。本田商店では、あさげのお楽しみをその都度買い求めることができ、ささやかな贅沢が叶う貴重なお店である。
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