みんなの手で創る木田金次郎美術館
みんなの手で創る木田金次郎美術館
 強い個性、土くささ、反骨の気性、自然愛・・・、
木田金次郎の人間性を浮き彫りにすることは、岩内という、この北国の漁師町を浮き彫りにすることである。

 明治から大正、そして昭和へと、漁師の倅 木田金次郎 の生き様は、寒風と荒波に立ち向かった、たくましい岩内魂であり、そして、窺い知る古き良き時代のロマンと、岩内人気質の、ある面での象徴とも云えるものであった。

 
今の時代に生きるわたしたちは、岩内の自然に全生涯を以て相対し、その瞬時の姿を永遠に描きとめた、木田金次郎という一人の優れた郷土の先人の生き様を、より深く、より広く知って、岩内人の誇りを蘇らせなくてはならない。

 岩内は、北海道有数の古い歴史の街である。
 そこに多くの先人たちの栄光と挫折、汗と涙の星霜が続いた。

 「そういう時代があって今日がある」

 わたしたちは、これだけはキッチリと踏まえ、先人たちへの感謝と誇りを胸に目前の困難、停滞に少しもたじろぐ事なく、立ち向かわねばならない。

 木田金次郎記念美術館は、そのような岩内という街の風土と、いま置かれている地域性をしっかりと背景に据えた

 「みんなの手で創る美術館」

として、象徴的、そして極めて具体的な存在として、意義深いものに仕上げなければと願う。

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