“ ど ん ざ 忌 ” に 集 う 人 々
12月15日、木田金次郎の命日になると各地から沢山の方々が集まって来る。木田家の方をはじめ親しかった人、木田のファン、またこの美術館に縁の深い人々など顔なじみが多い。年の終わりに同窓会をしているようなそんな気持である。 ここのボランティアをしている私の友人も所沢市からやって来た。どんざ忌は2度目とのこと。「おそばがおいしかったわよね〜。今日はあるの?」だって。食べ物の記憶は衰えないのか。また、木田の大ファンという札幌の方はいつも参加してくれ、木田の話になるとだんだん熱が入ってくるのだ。 今回は 50 人とのこと。年々増えていくのは嬉しい。そのうち 100 人同窓会が開けたらなんて考えたりして。 内容は午後5時から献花、講話(荒井記念美術館学芸員の竹村資子さん)、6時から恒例の交流会。鮭鍋、ちゃんちゃん焼き、うどん、おにぎり、煮物、焼き芋、お手製の漬け物など盛りだくさんのメニュー。いつもながら満腹状態でお開きに。 興味のある方、同窓会気分で参加してみませんか?
私の感想がポスターになった!
今回の展示ポスターには、アンケート人気第1位の『そい』と第2位の『バラ(絶筆)』がレイアウトされています。そしてアンケートでの絵の感想文の一例を、それぞれレイアウトされた絵の横と下に書かれています。 その感想は「とてもおいしそう。お刺身にしたい。」と「まだまだキレイに咲きますよ、と言っているみたい。次があるって思わせる。」です。つい微笑んで、うなずいてしまうコメントですよね。 この感想を書いて下さった方々へ、ポスター転用のお礼として美術館への招待券を送らせていただきましたところ、嬉しいことに 11月23日に来館して下さりポスター送付を喜んでいただいた事を知りました。スタッフ全員が“ほゎっ”と温かい気持ちになった出来事でした。