「しばらく見ないうちに、ちょこっと成長したようじゃの?」
「ホントホント、年相応にはほど遠いけどねー」
「うっせー!!これから伸びるんだ!俺は!!」
「ホントだ、兄さんでもほんの少しだけど、身長が伸びてるんだね。」
機械鎧の寸法が合わなくなっている。歩きづらくなかったのかな?
「何か、今の台詞に、引っかかる物を感じたぞ、こら、」
「万年豆って感じだもんねー?あんまりでかくならないでよね、生意気でうるさくて、じゃま、なんてまるっきり存在がうざいだけだからね、」
「てめぇ、言いたいことはそれだけか!!生の体が手に入ったら、一番先にその生意気な口を塞いでやるっての!!」
「やっだー、何か、エッチー、」
「なんだと、このぉ」
…いいなぁ、にいさんは、身長のことでそうやってみんなに遊んでもらえて…
「はぁー」
「…アル?」
あ、やばっ、ついついため息が…、
「わりぃ、つい調子に乗りすぎた。」
「な、なにいってんの?勘違いしないでよね、僕なんか、今頃きっと兄さんのはるか頭上の背丈だよ、体が戻ったとき、兄さんはきっと悔しくて地団駄を踏むんだから!」
「うっ、」
「否定できなかっただろ?へへーんだ、たのしみー」
そうなっていなきゃならないんだ、だって、僕は、兄さんを…兄さんを…
「どうしたの?アル?」
「へっ?」
「何か、フリーズしてたわよ、」
「な、なななんでもないよ、」
ついつい想像してしまった、体に戻った僕が兄さんを…鎧でよかったー、生身なら赤面してたか、やばい表情してたよきっと!