手 掛 か り

矢印の向きは数字の並び方で決まるので、逆に矢印の並び方から入る数字・入らない数字を特定できることがあります。
以下は主な例ですが水色は対象となるマス、赤はポイントとなる矢印、グレーは推測できる数字です。
ドッチは一列でも成立するので、分かりやすく横一列の状態としています。

●片矢印の数
 列の空マスのうち片矢印が二つだけの場合…そのどちらかにまたはが入る。
 
  
空マスで片矢印なのはだけなので、と向き合っている、向き合っていないとなる。
  

●外から二番目のマス
 外から二番目が両矢印の場合…一番外と二番目には互いの連続数字が入る。
 
  Aororとなる。
  

●外から二番目のマス(特殊形)
 外から二番目が外向き片矢印の場合…次の二通りとなる。
  @一番外がで二番目が

  A一番外がで二番目が

 
  
が左片矢印なのでAとなり、右側はとなる。
  

●外から二番目と三番目のマス
 外から二番目が内向き片矢印で三番目が外向き片矢印の場合…次の三通りとなる。
  @三番目が
以外の場合…一番外と二番目には三番目の連続数字が入る
  A三番目が
の場合…一番外と二番目にはとそれ以外の数字が入る
  B三番目が
の場合…一番外と二番目にはとそれ以外の数字が入る
 
  
左側の場合orとなる。
  右側の場合@
、A、B、 Cの4通りあるが、
  
orなのでor
となる。
  

●外から二番目と三番目のマス(特殊形)
 外から二番目が両矢印で三番目が外向き片矢印の場合…次の二通りとなる。
  @三番目が
で一番外と二番目がor
  A三番目が
で一番外と二番目がor
 
  
に右矢印があるのでorとなり、左側はorとなる。
  

●片矢印が連続している
 片矢印が連続している場合…そのブロックにブロックの連続数字は入らない。
 列に両矢印が一つもない形の場合、同じ向きの5マスに奇数、逆向きの4マスに偶数が入る。
 
  
どちらかがとなるために奇数、に偶数が入る。
  

●一つおきの数字(1)
 一つおきの数字が片矢印同士で向き合っている場合…その中間に共通の連続数字が両矢印の形で存在する。
 
  
の中間で両矢印はだけなのでとなる。
  

●一つおきの数字(2)
 一つおきの数字で片方が片矢印の場合…それと向き合う片矢印のどれかに共通の連続数字が入る。
 この形の場合矢印が向いている先の両矢印に共通の連続数字は入らない。
 
  
の両方を向いている片矢印はだが、の場合となり矛盾する。
   したがって
となる。上図でが両矢印であっても結果は同じ。
  

●向き合っている片矢印
 
片矢印が中間に両矢印を挟まない形で向き合っている場合…互いにその数字マイナス2とプラス2の数字は入らない。
 
  
上記一つおきの数字(1)の理論と同じで、 上図ではどちらにもは入らない。

●向き合わない片矢印
 片矢印が互いに向き合わない形の場合…互いにその数字のマイナス2からプラス2までの数字は入らない。

 
  
が左片矢印なので左側にが入るため、それらと向き合っていないからまでの数字は入らない。
   したがって入る可能性のある数字は
のいずれかとなる。