ナビの北海道旅行記2004初冬編 | パート3 |
2月8日 |
朝は自然に6時過ぎ目覚めた。二人で早速朝風呂に向かう。もっとも男女別々ではあるけど。 「やっぱり気持ちいいっす!。」ついでに露天風呂に行ってみよう。すんごい寒い中にドボ〜ンと身を浴槽に入れる。顔から上だけが寒いのが気持ちいい。これって贅沢だよね!部屋に一旦戻ってから朝食を食べに行こう。昨日の夕食もすごかったけど、朝食も凄い。 |
「わお!本物の鮭の炭焼きっす!」、、、、。これって俺のレベルを超える。ソロツーだと味わえないな?何度も連れに感謝せねば、バチが当たるかもしれん。多分口には出さないだろうけど、、、、、。しっかり朝食を摂って9時前に出発。 知床プリンスホテル「風波季」ってホテルも、やっぱり素晴らしいじゃないっすか、、、。改めて連れに感謝感謝!っす |
まずは知床方面に向かってみる。 通行止めは知っているけどどんな風になっているのか知りたかった。しばらく走ると雪の壁に阻まれ前には行けそうにない。ここが知床峠のウトロ側通行止めなのかな? 一応道のスペースらしき幅がず〜っと続いているみたいだし。左には岩尾別方面の道があるけど、今日はここでUターン。 |
「すんげぇ〜!海岸線が流氷で埋め尽くされているっす。」凄い景色。これだけでも知床方面に向かって正解だったなって思う。ある意味高台からの展望なので、連れも 「すっごいね〜〜ここ歩けばロシアに行けちゃうのかな?」なんておのろけ 今日もよ〜く晴れそう。一旦ウトロ市街を抜けて斜里町方面に向かう。知床峠が閉鎖されると唯一のアクセスは斜里側しかない。もっとも生活道路じゃないから地元の人には問題ないのかもしれないけど、、、。ただ、羅臼がすご〜く遠く感じる。夏なら1時間かからないけど、冬季は4時間はかかるかな? |
ルート上でもあるし、オシンコシンの滝に寄ってみる。昨日の神秘的なライトアップをした滝を見たばかりだから、あまり感激には浸れそうにないかな?でもたくさんの観光客がいた。昨日の夜とでは大違いだ。観光バスも多いし。もしも秋のオシンコシンだったら、どんな美しさを見せてくれるのかな?何時の日か行ってみたいものだ。 あまり長居するでもなく出発。今日は釧路空港に14時までに到着しなければならない。あまりノンビリはできないのだ。コーヒーを買って車に乗り込む。さ〜て何処いこうか! |
原生花園を通り過ぎ北浜駅で休憩。この先藻琴峠経由で弟子屈に向かおう。 ここは駅前から流氷を見る事が出来る駅として有名で、小さな展望台から知床連山を見渡す事もできる。 |
丁度網走方面から列車が入線してきた。快速「しれとこ」号釧路行きだ。3名ほど下車した。乗車はいないみたい。で、定刻に発車! 「んん?もしかしてこの後ろの列車は「ぽっぽや号」に使用された車両じゃん。」あれってロケで富良野を走っていたんだから、旭川支社の所属だったのに、、、もしかしてロケのサービスは終わったから一般車両になってここ釧路支社にでも転属になったんだろうか?この旧「ぽっぽや」号車両は回送で連結されて、途中のみどり駅から折り返し網走行きになるみたい。これは予想していなかったので、俺一人感激! 「うれしいっす!動いてるぽっぽや号!初めて見たっす!」連れからは冷ややかな視線が、、。絶対心の中で鉄ヲタって言ってるだろうなぁ |
そろそろ出発しよう。一旦藻琴駅方面に走ってから道道102号線で弟子屈をめざす。昨年の夏は逆のコースで、弟子屈から走ってきたっけ!今は道はアイスバーンになっていて、半年前のイメージはないな。藻琴山をめざして走っていくんだけど、天候に恵まれているなあ!真っ青な空が吸い込まれるようなブルーに見える。 道はハンドル操作さえしっかりしていれば楽に登る事ができる。やがて藻琴峠展望台に到着。シニアのカメラクルーが沢山峠からの屈斜路湖を撮影していた。 「な〜るほど!綺麗なアングルっすね!」確か昨年はここで撮影したっけ?ってんで立ち木をバックに撮影する。ちょっと予定に入れていないコースだったから夏の写真のプリントを持ってこなかったのが残念だ。 カメラクルーに 「どちら方面から来たんですか?」って言われたのでウトロから来ましたって答えてあげたけど、彼らは流氷を撮影しにいくらしい。 「今朝ウトロは全面氷結しているけど、さっき休憩した北浜の近辺は流氷は視認できませんでしたよ!」って言うと残念がっていた。そうだよね。ここまで来れば流氷撮りたいもん。でも時間で変わるかもしれないからと出発していった。がんばってくださいね! |
俺らも出発する。今度は硫黄山に行こうか!って思ったんだけど、ここまで来たならば中標津に向かわねば、、、。まあ〜ちょっとした所用を済ますだけなんだけど、、。 そして釧路空港までカッ飛ばしていこう。カーナビで釧路空港をセットすると、なな何と到着予定が14時30分だって! 「そんなバカな!飛行機が離陸していっちゃうよ!ヤバイ!」んな訳で、速度をあげる。 道道を飛ばしていると、地元のもっと早い車に抜かれた。 「オイオイ!アイスバーンだぜ!」って思ったけど、考え方を変えて抜いていった車をペースカーに見たたて追従していっちゃた。 かろうじて釧路空港に到着。今日は日曜日なので国道38号線まで行かないとガソリンスタンドは開いていない。連れを空港で一旦降ろして土産を買っててもらう間にスタンド直行!速攻で戻って何とか間に合った。レンタカーの受付の女性も返却時間が過ぎているので 「遅いな〜って思っていたんですよ!」って言われてしまった。チェックインさえ出来れば確実に乗れる。締め切り20分前。本当にギリギリだった。 「あ〜あぶない!」 機上の人になって早めに自宅に戻った。俺一人ならば最終便で帰ったところだけど、連れと一緒ではストレスが溜まっても楽しくない。そんな中でも楽しんだ旅行だった。 |
編集後記 |
今回ほど中身の濃い旅行はなかったかもしれない。札幌雪祭り、層雲峡氷爆まつり、網走まつり、流氷氷砕船、知床オーロラファンタジーなど、かなりの祭りを堪能してきた。2泊3日でこれだけ効率的な観光をすることができるとは思わなかった。 実際一人旅だったらここまで廻れたかわからない。今回は自分なりにエスコートしながら自分自身感動できたことは嬉しかった。 しかしながら最後の釧路空港にはあせりました。距離感を持ってるはずの自分のミスで、あわや間に合わない〜!って事になりかねなかったのには、マジでビビリました。連れの前でも平静を装って焦っていたのは、いい経験になりました。 たった2泊3日でしたが有意義な旅行でした。お読みいただきありがとうございました。 |
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