内地の方にはエスカロップと言っても存在を判る人は少ないかもしれませんね。何かの鳥？それとも地名？って返事も帰ってきます。
正解はバターライスの上にデミソースのかかったカツライスのこと。ただ全道的に有名ではなく、何故か根室だけにしかない独特なメニューです。カツライスですから、お店ごとにレシピは様々で、バターライスも竹の子のみじん切りが入ったもの、サフランライスのもの、カツもロースだったり、ヒレ肉だったりと面白いエスカロップが食べられますので、色々なエスカロップをお楽しみください。
特にバターライスのご飯を使用したものを「白エスカ」といい
チキンライスのようなケチャップを使用したものを「赤エスカ」というそうです。
ナビ的には、エスカロップの考案されたという「どりあん」というお店をお勧めします。竹の子が入ったバターライスに薄めのカツが載っていて特製のデミグラスソースがかかっています。ハッキリ言って美味しいです。なんで、このメニューが根室から出て行かないのか不思議ですね。（釧路では見かけたことがないです。）
ただ、根室の人がみなさん食べるのかと言うとそうでもなく、単なるメニューの一つらしいです。つまりチャーハンやカレーライスと同じ感覚なんでしょうね。現在では旅行ガイドブックに掲載され消費はもっぱら観光客の方が多いらしいです。しかし味は以前と変わらず美味しいエスカロップが食べられる事に変わりはありません。
下記の写真集には主に訪問した「どりあん」について掲載してあります。エスカロップは各お店で食べられますので
誤解無きようお願いいたします。 |
