旧国鉄広尾線 広尾駅
住  所 北海道広尾郡広尾町丸山通北2丁目
問い合わせ先 ーーーー
電話番号 ーーーー
営業時間又は訪問可能期間 通年可能
駐 車 場 有り
入場料又はそれらに関わる料金 無料
ホームページ又は関連サイト ーーーー
コ メ ン ト
昭和62年に廃止になった、旧国鉄 広尾線の終点。広尾線の名称は、ここ終点となる広尾からつけられたものです。広尾線についての詳細は幸福駅等で説明してありますので割愛しますが広尾町の中心部、商店街が並ぶの奥に位置します。建物は正面から見る限り当時とそのままの様相で列車の駅に思えます。現在は十勝バスがバスセンターとして当時の待合室をそのまま使用しています。地元の方に場所を聞く場合は「バスセンターは何処ですか?」と言った方が判りやすいです。

また駅事務室の部分は鉄道記念館として広尾線の開通から廃止までの軌跡をパネルやジオラマで紹介されています。当時の機材も展示されています。しかしながら訪問者が少ないからか?かなり照明を落として暗いのが不自然。もっとも十勝バスの職員に頼めば照明を入れてくれるのかもしれませんが、、、。

また改札口や、当時の列車の時刻表やポイントのレバーはそのまま残されていますが、ホームの前の線路があったであろう場所は埋め立てられ駐車場になっています。線路は撤去されて全くありません。遠く帯広方面を見るとミニゴルフ場になってるようで、芝生が植えられています。また近くにはSLの動輪がモニュメントとして展示されています。

かつてはキハ22の列車のカットボディーが置いてあったらしいですが、腐食が激しくさらし者状態になっているようで撤去されて現在はありません。ちなみに2000年より前に撤去されたらしく、ナビもそれはみていません。
どちらかというとマニア向けかもしれませんが、広尾線の歴史について知りたければ、ここの資料は見ごたえがあります。
旧国鉄広尾線 広尾駅 の写真集
広尾駅の正面。駅前のロータリーはタクシーの待合とバスの停留所になっています。 改札口や椅子時刻表もそのまま。奥のパネルは展示室になっています。以前の駅事務室の跡です。
廃止後時刻の変わらない時刻表。撤去しないという事は、これでも展示品?なのかな? ポイント切り替えのレバーがなぜか端に2本だけ残ってました。広尾駅クラスなら8本くらいあったでしょうに!
中央の小さな木は線路のあった場所。帯広方面に真っ直ぐに鉄路が伸びていたはず、、、。 拡大してみました。申し訳なさげにSLの動輪が鎮座してありますが、誰も見てくれません。寂しい!