釧路湿原 細岡展望台
住  所 北海道釧路郡釧路町細岡
問い合わせ先 細岡ビジターズラウンジ
電話番号 0154-40-4455
営業時間又は訪問可能期間 通年
但しラウンジのみ 営業時間
4月〜5月  9:00〜17:00
6月〜9月  9:00〜18:00
10月〜11月 9:00〜16:00
12月〜3月 10:00〜16:00
駐 車 場 有り
入場料又はそれらに関わる料金 無料
ホームページ又は関連サイト http://www.town.kushiro.hokkaido.jp/kankou/index.html
コ メ ン ト
釧路湿原は名前の通り湿地帯です。日本で最初のラムサール条約登録地でもあります。ラムサール条約とは

 湿原や干潟などの湿地は、水鳥やその他の野鳥の生息地としてなくてはなりません。しかしながら湿地や湿地帯は埋め立てなどの人間においてこれからの開発の対象になりやすく、一度でも人間の手が入った湿地帯等は2度と自然に寄与することが出来なくなるばかりか、その破壊をくい止めることすら不可能になってしまいます。湿地は水鳥などの貴重な澄みかであるばかりでなく、それらの多くは国境に関係なく渡り鳥となって移動することから国際的な取組が求められました。、
そこで、特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地をはじめ、そこに生息する動植物の保全を促し、湿地の賢明な利用を進めることを目的として、1971年2月2日、イランのラムサ-ルで開催された「湿地及び水鳥の保全のための国際会議」において結ばれたのがラムサール条約です。釧路湿原は昭和55年に登録されました。

実は登録されるにあたり、かなりの問題を残した軌跡があるらしいです。釧路湿原というと誰もが観光地としか考えないでしょう。しかし釧路でも沢山の人が住まわれていますし働いていらっしゃいます。もちろん広大な湿原を一大工業団地にして日本有数の工業地帯にする構想もあったそうです。こんな湿地帯を潰しても誰も文句いわないだろうって!確かに人間にはそうかもしれません。でもそこに棲んでいた動物や植物にはとんでもないことです。
これによって自然保護運動が発展して、釧路湿原がいかに自然に寄与しているのか環境庁などの調査の元、条約の受け入れをして現在に至っています。湿原内は車の通行が基本的に禁止になっているほかキャンプなども禁止です。

湿原と言っても、正直 湿地帯を見てもあまり感動には浸れないかもしれませんが、湿原内を流れる釧路川が蛇行していると、湿原を見ているんだなあ〜って感じるかもしれません。
ここ細岡展望台はいろいろある展望台の中でも、もっとも湿原らしさを見せてくれる展望台かもしれません。アクセスもJRが釧路湿原駅が近いほか、レンタカーで行かれる際は駐車場も完備していますので、ゆっくり見てみてください。
釧路湿原 細岡展望台の写真集
夏シーズンともなると、次から次へと観光客が来ます。これで観光バスが来ると幻滅してしまいます。でも湿原を通った心地よい風が気持ちいいです。 雨でガスがかかった秋の湿原です。傘をさしても観光客は沢山いました。
緑が多すぎてちょっと釧路川の蛇行が見えにくいですね。でも、みんな綺麗ねえ〜だって。ふ〜ん? 冬間近の湿原です。一部は草木が枯れて、より湿原らしさを見せてくれています。やっぱりこうでなくっちゃ!
冬になるとちょっと幻滅かな?蛇行こそははっきり見えるんだけど、緑が何処にも見当たりませんね。 高台の休憩施設です。パネルが展示されています。寒いというより痛い!マイナス10度の気温でした。
有名なだけあって便利な場所にあります。ただ、JRで来ると高度差があってちょっとキツイかも? できるかぎり降りてみました。意外と釧路川って川幅があるんですよね。