百人浜
住  所 北海道幌泉郡えりも町字庶野
問い合わせ先 役場企画商工観光課
電話番号 01466-2-4626
営業時間又は訪問可能期間 通年
但し併設オートキャンプ場
毎年4月20〜10月20日
駐 車 場 有り
入場料又はそれらに関わる料金 無料 但しオートキャンプ場利用のみ有料
ホームページ又は関連サイト http://www9.ocn.ne.jp/~kaze/ryokuka.html
コ メ ン ト
襟裳岬先端から広尾方面に道道34号線を走ると右側に砂浜が長く続いているのが見えます。ここら一帯の砂浜を百人浜といいます。百人浜という名前の由来はちょっと悲しい話があって江戸時代に南部藩の大型御用船が難破し、この浜で息絶えた乗組員は100人を数えたという事故が発生しています。そこから名前がきているそうです。展望台入口に車を(バイクを)止めて海岸線まで歩いていくと、10分しないで海岸にでることができます。遠く長〜い砂浜がどちらにも続いています。

この砂浜はかなり広大な面積を持っていますが自然に出来たものではなく、白樺やミズナラが生い茂る広葉樹の原生林だったらしいです。明治時代に燃料に使うために伐採を繰り返し、伐採した場所は牧草地にする予定だったそうです。
しかし襟裳独特の強風に影響され伐採をした原生林の跡には赤土が舞い上がり広大な砂浜になってしまったそうです。牧草地など出来るはずもなく荒廃を続け海岸線よりかなり奥まで砂浜が出来て砂漠状態になってしまいました。

現在全世界でジャングルの森林伐採による砂漠化現象が進んでいる事を聞くことがありますが、実際行ってみるとあまりの異変に驚かされます。本当に以前森林が派生していた所なんだろうか?って。また砂浜ではない砂丘ですので歩きにくいったらありません。

昭和30年代、幾多の試行錯誤を繰り返しクロマツの植樹に成功したそうです。展望台に歩いて行くと防風柵で仕切ってある場所には年別にクロマツの植樹が見て取れます。年ごとにその成長度合いを見ることができます。
そばにはミニゴルフ場やオートキャンプ場があり、どちらかというとそちらの方が有名かもしれません。
ナビが砂浜を散策した時発見できなかったのですが、ピンク色のチョウチョ貝が所々にあるらしいです。発見できた方は私に教えてください。
百人浜の写真集
ここから砂浜に行けます。最初は歩きやすかったけど砂浜は足が取られて結構しんどかったです。 帯広?いえ釧路方面を見ています。このさき黄金道路がある断崖絶壁があります。
帯広?いえ釧路方面を見ています。このさき黄金道路がある断崖絶壁があります。 海岸線に出ました。ここは、元原生林だったって誰が想像するでしょうか?