霧多布湿原 (琵琶瀬展望台)
住  所 北海道厚岸郡浜中町琵琶瀬
問い合わせ先 霧多布湿原センター
電話番号 0153-65-2779
営業時間又は訪問可能期間 通年
駐 車 場 有り
入場料又はそれらに関わる料金 無料
ホームページ又は関連サイト http://www.nemuro.pref.hokkaido.jp/kanko/flower/Link/kiritappu/kiritappu.htm
コ メ ン ト
厚岸市街と浜中市街の間の北太平洋シーサイドライン(道道123号線)上にあります。琵琶瀬集落に琵琶瀬川が流れ湿地帯となっていることから、展望台も琵琶瀬展望台という名称の展望台がありますので、琵琶瀬湿原という方もおられます。どちらの名称も正解だと思います。ナビも最初は琵琶瀬湿原だと思っていました。

さてこの湿原ですが北、西、南の三方を丘陵に囲まれて、東は浜中湾や琵琶瀬湾に広がっています。、面積としては釧路湿原、サロベツ原野に次ぐ日本第三位の大きさの低湿地帯です。
湿原の大部分はミズゴケの泥炭地で琵琶瀬川が樹枝状に広がり美しい湿原の景観を見せてくれます。

道東方面の湿原と言うと、どうしても釧路湿原の方が有名であるために、意外とその存在を知らないで来る方も多いそうです。つまり霧多布に向かうついでに展望台の看板が目に付いて初めて湿原を発見される方がいらっしゃるというのも面白いかもしれません。さて、その展望台ですが、湿原の南側の丘陵地にあり湿原の全面を見せてくれます。正面は一番川、二番沢川や琵琶瀬川が大きく蛇行しながら流れているのが見渡せます。私事ながら、釧路湿原で、もっとも湿原らしさを見せてくれる細岡展望台よりも、さらに湿原らしさを見せてくれるような感じがします。ただ東側の琵琶瀬集落が気になりますけど!

さて、その展望台の反対側には太平洋が一望できます。一切の障害物や島がないですから、正にまる〜い地球を感じさせてくれるでしょう。また海岸線手前に小さな岩礁がありますが、地震で崩れてしまい写真でその違いを見せてくれます。

展望台そのものにはトイレと軽食のレストランがあります。

この霧多布湿原の泥炭地はミズゴケの高層湿原が主体で大正11年12月12日に約803ヘクタールが国の天然記念物に指定されていて、貴重な存在となっているそうです。
霧多布湿原(琵琶瀬展望台)の写真集
この看板が見えたら、迷わず入って感動を受けてください!ただ、濃霧でない事を祈ります! こんなに川が蛇行しているんですよ!まさに圧巻ですね。綺麗です。
この展望台から湿原を見渡します。この日は雨だったので遠くは見渡せませんでした!ん〜残念! ちょっとアングルが悪いけど、太平洋です。ほんとに地球がま〜るく見えますよ!
上の展望台からは、こんな風なパノラマになります。デジカメ4枚を合成してみました。スゴイでしょ!