ちょっと北の国から

テレビドラマ「北の国から」は皆さんご存知のはず。ナビも知ってはいました。ただ仕事柄当時の連続ドラマ編は見る事もないままに終わってしまいました。それから2年又は3年ごとに特別編を放送。これはリアルタイムで見てました。ただ設定の地が富良野だったので一人の視聴者でしかありませんでした。そのため10数年ぶりに3回目のツーリングをした時も特に感慨に浸ることもないと思い富良野はパスしていました。
ところがそんなナビにもエポックが、、、2002年秋に、「北の国から2002遺言」が放送されました。このドラマでは羅臼が舞台になっているじゃないですか？これによってナビの「北の国から」の考えが変わりました。
まずDVDボックスを購入し全てのドラマを観た。そして感動した。泣いた！！。
そこで2003年のツーリングには羅臼の街並みを改めて見てこよう！と。行ってきました。見てきました。そして帰ってからまたDVDを観ました。するとどうでしょう！富良野に行きたくなっちゃったんです。
「北の国から」の源流を見てみたいって！
時期は2004年1月雪深い中を行ってきました。何故1月？って思いますが、やっぱり純と結が出会った富良野神社のシーンにジーンと来て冬しかない！って（何だかな？？）
ある程度の雪道なんて何とやら！って訳じゃないけど不安感ないくらい慣れた（それが事故の元なのは自覚してます！）ので短い期間で廻ってきました。夏の羅臼と併せて冬の富良野のロケ地を廻った写真を掲載します。ツーリング記や旅行記は別項目に記載してありますので、そちらをご覧下さい。
ただ、北の国からフリークの方と比べると、とっても掲載量は少ないです。ですから参考程度でご覧になってくださいね！

富良野エリア

布部駅第1回の放送の時、五郎純蛍が麓郷に向かう時降りた駅として使用された。当時とは駅舎が建て替えられてイメージが沸かないが倉本聰氏の「北の国此処に始まる」の碑が建っている。	布部駅のホーム布部のホームからの撮影。前は富良野駅方面。駅前は集落があるがホーム側は視界が開け見通しが良い。元々は列車交換ができた駅だったのか駅舎から少しホームが離れていた。	富良野駅ドラマでは数知れず登場しています。閑散とした時間帯でも駅そばの営業があって旨かった。夏は限定ではあるが駅弁を販売しているとのこと。どんな味か是非食べてみたい。	富良野駅のホーム昭和62年当時の富良野駅。古き良き時代を感じさせる。のどかで線路に下りて写真を撮らせてもらえた。建物こそ違うけど蛍と快が列車で旭川行きに乗車したホームでもある。

フェニックス牧場草太の家です。一面雪なのでどれくらいの規模なのかは分かりにくいが広い牧場らしい。現在は牧場の場所を変えているので牛は全くいない。多分観光客のために残してあるのかも！	中の澤分校純と蛍が通った小学校。外見はテレビそのままに残っている。実際は廃校となってしまったが集会場として再利用されている。通り沿いなので走っていくとすぐその存在がわかる。	中畑木材工業地位さんの脇役としての演技は最高だと思った。中畑役で社長をしていた会社です。実際は麓郷木材工業という会社ですが、入り口から地位さんが出てきそうな感じがしました。	拾ってきた家「遺言」で五郎が雪子のために作った家。単純なロケセットではなく住もうと思えば住めるくらい細かいディテールには脱帽しました。内部には入れませんが、セットがよく見えます。

布部札幌軒「83冬」で草太が妙子と「95秘密」でも純とシュウが来た店でもある。お勧めは醤油チャーシューメン。コクがあってとっても旨かった。	つるや金物店シュウが勤めていた店としての設定になっている。こじんまりとしたお店でテレビそのものでした。何かシュウがいらっしゃいませ！って言ってくれそうな雰囲気がします。でも買う物はなさそう！	くまげら「98時代」で蛍の結婚式の打ち合わせに純らが集まった店。丁度写真のカウンターがその場所。昼でも食事ができる。天ぷら定食が美味しかった。ライスお代わり自由。	三日月食堂「83冬」「92巣立ち」に使用された。お昼時だったのでお客さんで賑わっていた。写真は塩ラーメン。ナビ的にはもう少し濃い味がよかったなあ！あっさり系です。

へそ歓楽街正面の「炉ばた」は「89帰郷」で五郎と中畑が酔っ払って他のお客さんにからんでいた居酒屋。その他この通りと隣のすずらん通りには撮影で使用された店が多い。	財津病院蛍が看護学校を卒業したら働かせようとして五郎がお願いしていた病院。実際は渡部医院だった。白い建物のイメージが際立っていた。貴重な建物だそうです。
羅臼エリア

羅臼展望台羅臼市内を望みます。テレビでも時々放送されますね。ここはそのアングルでの撮影です。ちなみに中央の堤防の先端に灯台があるのですが、そこはトドを迎えに弘と純と結が走って行った場所です。	道の駅羅臼「羅臼では役場前で下りて下さい」との純の手紙で五郎が下りたバス停はこの先にある！ことになっている。でもこれはウソ。バス停はない。実際役場はこの先500ｍ位山寄りにある。	羅臼橋結がコンビニ「あずま屋」のバイトを終わらせて帰る途中の羅臼川に架かる橋。結がリンゴを純に渡した所。純が待っていたシーンに何度か使われた。	コンビニのあずまや市街のちょっと外れにあるコンビニ。結がバイトで働いていたお店。セットではなく本物のコンビニ。店長さんも役者じゃなくて当人が演じておられます。まあこの先知床峠まで店が無いから、ちょっと買い物をするのに便利かな？

スナック再会純と五郎がトドの生還を祝ってた時富良野から中畑の奥さん「みずえ」の訃報を聞いて飛び出したスナック。実際は飛び出したシーンだけの撮影で内部は使用してないらしい。	羅臼漁港生還したトドが漁船から降りた場所。ナビが行った時はほとんどの船はいなくて人もいなくて寂しかった。	おじろ橋純と結が中標津の帰りに結を下ろした橋。おじろ橋と言う。何度か純がシリアスに浸るとき登場している。また左の写真のバス停のあった所はこのすぐ近くにある。	高村水産結の義父トドが経営している高村水産。実際は市岡商店という会社。ナビが行った時は休みだったが、決して業務の支障にならないように行動してほしい。

セセキ温泉純が初めてトドに出会った温泉。セセキ温泉と言う。行くと分かるが目の前まで車で乗り付けられるように思えるが、これは合成。ちょっと階段を下りることになる。海水の温泉で撮影の為の観光客が多いので入浴は勇気がいるかも？	弘が泊まっていた家純が袋叩きに遭い結が猟銃を持って車で純と一緒に向かった家。ここは実際の民家を使用しているので今でもお住まいになっています。迷惑になるので場所の公表はしていません。よってナビもこの場所は教えられません。

北の国から資料館
富良野に行かれた方はまず、ここに行きましょう。ロケで使用された資料や写真を展示しています。「あ！これ知ってる～」ってのが沢山展示されています。JR富良野駅前から徒歩2分位。内部の資料等はカメラで撮影が可能。但し理由を問わずWeb上での公開は禁止になっています。レンタサイクル等でロケ地を廻るのも楽しいでしょう。駐車場あります。