知床五湖 |
住 所 | 北海道斜里郡斜里町岩尾別 | |
問い合わせ先 | 斜里町商工観光課 | |
電話番号 | 0152‐23‐3131 | |
営業時間又は訪問可能期間 | 4月下旬〜10月中旬 夜間不可 | |
駐 車 場 | 有り 一般車410円 | |
入場料又はそれらに関わる料金 | 無料 | |
ホームページ又は関連サイト | http://www.town.shari.hokkaido.jp/shiretoko/point/8p_goko.htm | |
コ メ ン ト |
原生林に囲まれてたたずむ幻想的な5つの湖です。アイヌの神話では神が手を置いて指が当った部分が深くて穴になり水が溜まったとも言われています。 この五湖には流れいる川も流れ出る川もない不思議な湖です。厚い岩盤の中、地下水が湧き出てくるので水位は常に一定とのこと。この五湖は5つの湖を一周できる遊歩道があります。周りの樹林や知床連山を湖面に写しながら静寂を保っているその姿は美しさを見せてくれます。ナビは昭和61年に全て廻った事がありますが、当時の写真は殆どなく説明には乏しいです。しかし、今ほどではないにせよ、熊の存在は注意を受けていたし、一人で歩いてビビッタのは憶えています。 さて遊歩道の五湖を全て廻って約1時間。第一湖、第二湖だけなら約30分程度です。近年、羆の出没が多発しており開放時期のおよそ半分の日が入場制限を受けています。五湖全て周遊できる日はほとんどないと思ったほうがいいかもしれません。特に2004年8月に羆が観光客の方に寄ってきて観光客がフラッシュを焚いたため羆が驚き、あわや大惨事になる事件も発生しました。(よく殺されなかったなあ!って言われていました。)いかに人間が愚かで自然をナメまくっているかを露呈した事件でした。 これより、全面閉鎖が続くのですが、観光的要素も捨てがたいという意見もあり、電気柵を設けて、またボランティアの隊員をおいて、観光客の安全、マナーの向上に努めています。知床五湖はその存在的意味合いから、近づいた羆を殺すことをせず、山に返す事もあえてしていません。ただし、万が一のために、微電流を流した電気柵で人間との距離を保ち、共存をはかることを目的としています。 2005年知床は自然遺産に登録されました。これによって、人間が踏み越える場所はもっと少なくなることでしょうね。立ち入り制限なのか、金銭的制限なのかは判りませんが、何らかの制限が行われるのは必至でしょうね。 ここで、改めて言いますと、「自然は人間のためだけにあるのではない」をもう一度考えてほしいですね。 |
知床五湖 の写真集 |
遊歩道の入口です。この日は羆が確認されてしまって1湖しか行けませんでした。残念です。 | 遊歩道の脇には電気柵があって、万一羆が来ても感電して逃げてくようになってます。 | |
逆行でスイマセン!一湖です。今回は行きたくてもここより先には行けませんでした。 | 奥の看板らしきもの見えますか?ニ湖も通行禁止でした。目の前は一湖です。 | |
春先の第一湖です。知床連山の景色がとっても奇麗に見えましたよ!。 | ちょっと風があったので湖面がなびいいて残念でした。逆さ羅臼岳を見たかったんですけど! | |
ちょっとアングルが悪いですけど、第ニ湖です。夏には遊歩道も雪がなくなって歩きやすくなりますよ。 | レストハウスではソフトクリームや飲み物、お土産などが売っていますよ! | |