ドラマセラピーのプロセス・技法・上演 もくじ

推薦のことば ドラマセラピーが日本にやってきた…
プロローグ(序幕)
日本語版への序文
序文

第T部 プロセス

第1章 ドラマセラピーの出典となった分野
 ドラマセラピーの基礎概念
 ドラマセラピーの統合的枠組み
 治療上の目標

第2章 段階:ドラマセラピーにおける5つの連続段階
 第一段階:劇遊び<Dramatic Play>
 第二段階:場面演技<Scenework>
 第三段階:ロールプレイ<Role Play>
 第四段階:最高潮に達する演技<Culminating Enactment>
 第五段階:ドラマ的儀式<Dramatic Ritural>
 結び

第3章 物語:プロセス指向のグループドラマセラピーにおける
       個人の成長過程――4つの事例研究
 ショーン
 イワン
 リサ
 クリスティン

第4章 セッション:1つのセッションの進展について
 プロセスと進行
 抵抗
 適切な指示をいつどう選ぶか<Choice Point>
 実際に行なわれた2つのセッションの詳述

第5章 場面:即興的演技の展開,指導,そして終結
 即興劇の種類
 即興劇的な場面での治療上の指示について
 場面の指導を行なうときのツールと技法
 場面の終結

第U部 技法

はじめに

第6章 単独セッション,連続シリーズの開始期
 感情の表現
 グループ内での相互交流
 身体の活性化
 信頼
 観察と集中

第7章 単独セッション,連続シリーズの中間期
 表現とコミュニケーション
 登場人物と役の発展
 グループ内の協力
 自己開示<Self-Revelation>

第8章 単独セッション,連続シリーズの終了期
 与え・受け取る
 集団で創造
 グループ内の相互理解
 ふり返りと祝福

第V部 上演――7人の物語り。そして彼らが創り上げた
        自分たちの人生についての劇――

第9章 グループと劇の発展
 演劇とセラピー
 分析を超えて――グループの初期のプロセス
 メンバーの積極的な参加と健康を維持するという困難な課題
 架空の入院と実際の入院
 苦しみを芸術に変える――最高潮に達する場面
 上演にいたるプロセス

第10章 自己開示劇

第11章 公演後の鬱に対処し,成功を自分に統合する

結び
引用文献
邦訳が出版されている文献
索引
訳者あとがき