活動報告 2007年7−8月

「スペアちがさき」主催
日本財団助成事業

「親と教師を応援する「ドラマセラピー」
7月29日、8月5日、8月19日

内容:
まず
 自分自身が癒される
 ケアする相手に心を届ける
 人間関係のストレス対処
 具体的場面からの学び
 元気を引き出す
などをキーワードに、子どもに戻った気分でゲームや劇遊びをしながら、普段のストレスを発散したり、仲間と深い共感をし合いながら、自分を癒すワークをたっぷりと体験していただきました。援助者を援助しケアすることは、これからの社会では、重要なことです。そして、いつも頑張っている「対人援助者」自身が気づかぬうちに疲れきってしまわないように、このような「応援セラピー」は、本当に必要なことだと、実感しています。

この3回、仲間と一緒に笑ったり泣いたり、感情をたくさん表現しあえて、素敵なセッションでした。

お母さん・お父さんと子どものためのドラマセラピー(8月24日)

子どもたちだけで行なった方が効果的な場合も多々あります。
セラピストととのラポールや信頼関係を築いていき、自由にドラマを演じあえるようになってもらうためには、むしろ子どもたちと私だけで行なったほうが良いのですが、今回は、一回だけの体験セッションだったために親子「一緒に」やりました。
一緒にやるときの「利点」は、何といっても、お子さんが自分の大好きなお母さん、お父さんの
「演技」を見て興味しんしんで楽しんでくれることです。
いろいろなゲーム、即興ドラマの当てっこ、私のお話を全員でドラマにして演じる、など盛りだくさんな内容でたっぷり行いました。
ふだん見たことのない親の姿を見たり、恥ずかしくてもちょっと一緒に参加したりしているうちに、最後は子どもたちも「ドラマモード」に!
犬、猫、うさぎ、亀、こうもり、クワガタ虫など、いろいろな動物になって、ドラマをしました。

スペアちがさきの目的は、「障害のあるなしにかかわらずひとり一人の個性が大切にされる社会をつくること」です。
ひとり一人が、かえがえのない「個性」をもった存在であるということを心の底に感じながら、日々ドラマセラピーのセッションをしている私にとって、
この会の目的は、まさにピッタリでした!
この夏、メンバーの方がたや、そのお子さんたちに出会えて嬉しかったです。
 
 
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