新潟県三条市須頃1-17
県央地域地場産業振興センター
平成18年9月30日(土)・10月1日(日)


 三条削ろう会が開催された9/30・10/1は2日間ともこの季節にしては珍しいくらいの
強い日差しがまぶしい晴天に恵まれました。(多分みなさんの普段の行いが・・・)
翌日が朝から雨降りだったことを思うととてもラッキーでした。
当社が全国削ろう会へ出展するのは第8回与板大会以来でその頃とは
比べられないほどの規模になっているので勝手がわからず心配でした。

9/30当日朝から搬入開始し、まだ並べ終わらないうちに前日から泊まっていた
お客様が次々と来場されその状態が終日続きました。
販売会場にいるとわからなかったのですが、駐車場は常に満車状態で
かなり待たされたようです。
削り会場につながる外のスペースにはいろんな食の出店とイベントが。
お好み焼き、おやき、ラーメン、新潟カツ丼、串焼きなどに混じり、
なぜか宇都宮餃子まで。(おみやげに買って帰り喜ばれました。しかしなぜに宇都宮?)

イベントとしては、与板の「村のかじや」、カネジュンさんの「鋸の銑かけ」、丸太はつり、
和釘造りなどなど。
別棟では本などでしか拝見したことがない千代鶴是秀氏の貴重な切り出しなどが
ガードマンに警備されて特別展示されていましたが、撮影禁止でしたので
目に焼き付けてきました。
削り会場には削り台が75台に各2本で150本の削り材がセットされて壮観でしたが、
初日はまだ人もまばらで本番の明日を待っていました。
無事初日の販売を終了した後、夜の懇親会会場へ。
今回は参加者全員におみやげ(鉋台、おろし金、湯飲み茶碗のいずれか)が
配られたあと広い会場が約500人の参加者でぎっしり。
大会会長の馬場正行氏の「ありがとう!」の一言の挨拶に始まり、
実行委員長の沖野幸平氏、泉田新潟県知事、
高橋三条市長などの挨拶がありました。
続いて、削ろう会事務局長の杉村幸次郎氏が壇上に「5人衆」を集め、
尾上先生から今後の「削ろう会」の方針が報告され、今後は全国削ろう会会長として
杉村さんに引き続きこの会をリードしていただくことになりました。
その後、削ろう会応援団長の永六輔氏の発声で鏡開きから宴会スタート!
立食形式だったので食事がセットされたテーブルはあっという間に人だかり。
お腹が一息つくと、飲んで語って笑って楽しい時間を過ごせました。

2日目は初日以上に朝一番からお客さんで大混雑。
あっという間に一日が過ぎて、気がつくともう3時、削り会場へ表彰式を見に行く。
写真を撮ろうと前の方に陣取ると、その前に地元テレビ局のBSNと
地元新聞社の新潟日報のスタッフもいっしょに取材。

今回特別に設定された各賞は
県知事賞   沖野昌男氏(新潟県燕市) 大鉋8ミクロン
三条市長賞 工藤一男氏(大阪府)    寸八鉋4.5ミクロン
削ろう会賞  豊田勝彦氏(神奈川県)   〃  6.5ミクロン
三条大会賞 初野増夫氏(埼玉県)    〃   7ミクロン
以上の皆さまおめでとうございました。

刃物の産地の三条での開催でしたが、あとでいろいろお聞きするところによると
かなり好評だったようで喜んでおります。
次回の開催日時、場所はまだ未定ですが、またお会いしたいと思います。
ありがとうございました。


販売会場 削り華で作った花
お元気な碓氷さん 破顔一笑 碓氷さんの鉋紹介コーナー
ジャンボ墨壷 各地の食出店 三条凧コーナー
カネジュンさんコーナー 丸太はつり 和釘造り体験
泉田新潟県知事の挨拶 大会実行委員長沖野さんの挨拶 尾上先生と削ろう会重鎮の方々
応援団長永六輔氏の挨拶 鏡開き お楽しみ抽選会
アトラクション 人でいっぱいの懇親会会場
削り会場 削り華測定 会場内インタビュー
削り 削り華 研ぎ場
大鉋 大会委員長馬場氏の閉会挨拶 入賞者表彰式