平成14年3月9日

3月9日当日は、久しぶりに雪が降った前日までの寒さがうそのように雲ひとつない快晴の暖かい朝になりました。
11時からの受付開始に合わせて到着するとすでに10人以上のお客様が控え室で雑談されておられました。
その後続々とお客様が到着され名簿をみると50人以上の出席者でした。
12時ちょうどにノミの鍛冶屋さんで町会議員の米山氏の司会で「碓氷健吾氏の叙勲を祝う会」が始まり、発起人代表の久住氏、前金物振興共同組合理事長の水品氏の挨拶のあと「削ろう会」でもおなじみの松田豐氏の祝辞がありました。
松田氏はご自分の碓氷さんとの出会いなどを話されたあとで「これからは体調に留意されながら気のおもむくままにいつまでもすばらしい鉋を作っていただいて日本の刃物文化を高めていただきたい。碓氷さんのファンは削ろう会の例を見ましても日本全国にたくさんいられる。その期待にこれから鉋造りを通じてお答えいただきたい。」とお祝のお言葉がありました。
その後祝電披露に続き碓氷さんの
「このたびの叙勲はよき先輩や組合のあとおしなど皆様方のご指導のおかげでいただいたもので自分がというより同業者の皆さんの代表でいただいたものと思っている。これからは妻と二人、二人三脚で命ある限り地場産業発展のためまた日本の木の文化を高めるため良い道具造りに誠心したい。」
との謝辞の挨拶があり宴会に入りとても賑やかな宴でした。
碓氷さんは出席者一人一人の前に進まれ全員にお酌して回られいろんな話でとてもはれやかで楽しそうでした。
宴たけなわの中、沖野棟梁の
「碓氷さんは鍛冶屋になるべくして生まれた人で好きな仕事好きなようにされていてうらやましい。また現代の名工だけでなく健康管理の名工にもなってもらいたい」の言葉とともに万歳三唱で会は終わりました。


碓氷健吾さんと奥さんの明恵さん 松田さんと碓氷さん 碓氷ご夫妻と私
沖野さんご兄弟 宴会風景 あれ?知ってる人が・・
美人の娘さんと奥さん 三代助丸 碓氷金三郎氏 うれしそうな碓氷さん