5.

 

 

 


 普通ならありえないことだが、結局、ナタリアは自分の船を途中で返し、そのままマルクトの軍用船に乗り込んでの同行となった。

「俺たちだって、ピオニー陛下の許可を求めなきゃならないくらいなのに、ナタリアは勝手についてきて大丈夫なのか?」
 苦笑交じりにガイが言えば、
「お父様には、のちほど鳩を飛ばしますから大丈夫ですわ。今はキムラスカも急ぎの案件を抱えていませんし。」
 とナタリアは言った。
「マルクトと平和条約を結んでからは、嘘のように頭を抱えるような案件が減りましたの。こんなことなら、もっと早くに平和条約を結べば良かったですのに。こうしてなくなってみると、預言は色々な弊害も齎していましたのね。」
「そうですね。」
 頼もしい姫の言葉に、ジェイドはにこりと笑って、同意した。

 少し意外かもしれないが、ジェイドのなかで、ナタリアの評価は悪くない。
 彼女は女の子らしく、好奇心旺盛で感情に左右されることはありもしたが、同時に常に王族であることを忘れない気質であった。
 王女であろうとする品格と努力は、彼女の性質に現れていて、貴族特有の選民意識も持ち合わせていない。
 自分を特別視して貰うのが当然だと思わない上流階級の人間など、逆にめずらしいほどだ。
 そこが彼女の魅力でもあり、賢さなのだろう。


「ところで・・・。」
 一通りの再会の挨拶が終わったところで、ナタリアが切り出したのを見て、ああ、とガイは座っていた椅子の居住まいを正す。
 今回は、ジェイドに言われなくとも、自分が説明をする気でいた。
 教団の部外者であるという意味では、ナタリアは自分たちと同じ立場だし、アッシュに関わることならば、キムラスカに話をするのが筋だ。ピオニー陛下に、今回の捜索の許可を得たら、早い段階でナタリアにだけは、知らせようと思っていたところだ。
 

「わたくし・・・導師の追悼式に招待されてダアトまで出向いてきたのですけれど・・・きっと、マルクトからは、ジェイドたちが来ると思っていたのです。ところが、ついてみると式典は中止になり、マルクトの船が慌しく出て行ったと聞いて、きっとなにかあると思って追ってきたのですわ。けれど、まさかそんなことになっていたなんて・・・。」
 説明を受けた後のナタリアの態度は、驚くほど冷静だった。
 もっとも、アッシュの名前が出たあたりでは、目に見えて動揺はしていたが、それもすぐに収まった。
 今は、口元に手を当てて、思案している。
「そうですか・・・アッシュが・・・。」
「?」
 素直に喜びそうなものなのに、ナタリアのその口調には、困惑が混じっている気がする。
 そう感じたガイが、疑問を口にする間もなく、ナタリアは、うーんというように、唸った。
「・・・・・なんでしょう。変ですわね。」
「なにが?」
 同じように疑問を感じていたらしく、ナタリアの顔を不思議そうに眺めていたアニスは、ますます怪訝そうに聞き返す。
「いえ・・・。」
 そこでナタリアは言葉を切り、お茶のおかわりを要求した。
 そこは流石は王女という態度で、相手がマルクト所蔵の船のメイドであっても気にしない。
 出されたお茶を一口飲んで、喉を潤した後、ナタリアはさきほどから感じているという違和感を口にした。

「それと同じような話を・・・最近聞いた気がしますの。」
「え?どういうこと?」
「最近?キムラスカで同じような事が起こったってことか?」
 アニスとガイの質問に、ナタリアはますます困惑したように口元に手をおき、
「いえ。キムラスカ内での話ではありませんわ。それでしたら、わたくしの記憶にも残ったと思います。確か人づての話で・・・。」
 ナタリアはそのまま、思い出そうとするように黙る。
 沈黙の中、全員が顔を見合わせる。(ジェイドはメガネをあげた)
 やがてナタリアは溜息をついた。
「ごめんなさい・・・。やはり、はっきりと思い出せませんわ。」
「今、無理に思い出そうとしても仕方ないわ。思い出した時に、話してくれれば。」
「ええ。もちろん、そうしますわ。」
 そして、ナタリアは顔をあげ、それはそうと、と全員に笑いかけた。
「本当に、ひさしぶりですわね。アニスは少し、背が高くなったのではありませんこと?」
「うん。伸びたよ〜。」
 
 2年前の騒乱の後。
 各地に散ったメンバーにはそれぞれの役割があり、ヴァンに対抗するという目的がなくなった以上、それを放り出しておいそれと会えるような立場ではなくなってしまった。
 地位も名誉もある人物というのは、なかなか自分の自由にできる時間が得られない。


「手足だって、長くなったし!髪だって、モースがいなくなったおかげで、ストレスが減ってさらさら〜。胸だってそのうちティアみたいに、ぼん!って大きくなって、数年後にはもう〜モテモテになっちゃうもんね!」
「わ・・・私のことはどうでも良いと思うけど・・・。」
「おや?私には、アニスは胸まで大きくなっているようには見えませんが。」
「俺も・・・錯覚なのかなぁ?」
「なんですか、ふたりとも!ルークみたいなこと言っちゃって・・・!」
 そこで、アニスは一瞬だけ、あ、と息を飲み・・・セクハラですよ!もう!と続けた。
 全員も、ふいに飛び出してきた名前に、はっとしたものの・・・なにもなかったかのように振舞う。
 だが、それも変な話だと思う。彼らは6人だった。それなのに、まるで初めからいないようにルークの名前が出るのを、警戒するなど。
 彼自身が、あまりにも可哀想ではないだろうか・・・。
「うふふ、そうですわね。ルークが帰ってきたら、きっと同じことを言われますわよ?アニス。」
 アニスは、もう一度はっとナタリアを見て、
「うん。そうだよね!」
 そうしたら、とっちめてやらなきゃ、あんにゃろ〜と今、ここにいない人物に対しての恨み言を言った。
 ガイは、胸に痛みを感じる。
 ナタリアはまだ、ルークが帰ってくると信じているのだろうか、と思ったからだ。
 心待ちにしている気持ちは負けてないつもりなのに、いつのまにか、心のどこかで俺はルークを諦めかけている。
 そう思った。

 

 

 


 

 もともとガイは眠りが浅い。
 ファブレ邸にいた頃、公爵の顔を見て気が高ぶって眠れず、無理矢理に寝ても嫌な夢を見て飛び起きる。そんな日々だった。そして、旅に出てからは・・・熟睡できるような状況になることは、あまりにも少なかった。
 そんなことを、繰り返しているうちに、浅い眠りに慣れてしまったのかもしれない。

 今日も、船の上でゆらりと揺れる感覚になじめず、深いところまで意識を手放してはいなかった。
 船の先端が波をかいくぐって進む音が妙に耳に響いて眠つかれず、何度目かの寝返りを打ったとき、カタンと小さな音が聞こえて、ガイはベッドの上に起き上がった。
 隣の部屋の扉が開いた音と気がつくと、ガイは様子を見ようと、自分の部屋の扉を薄く開いて、辺りをうかがう。
 姿こそ見えなかったが、コツンコツンと小さな足音が、廊下を進んでいくのが聞こえてきて、ガイは寝巻き(と言っても、普通にシャツとスラックスを着ているが)の上から上着を羽織り、その足音を追った。
 その足音には、覚えがあった。
 昔よく、こうして追ったものだ。
 思案しようとする時、外に出て行く癖のある彼女は、ガイにとっても幼馴染だ。
 
 
 船の手すりに軽く手をおいて、彼女は海を見ていた。
 一面の水には、なにも浮かんでいる訳ではなかったが、明るい月の光が水面を揺らしている。
 ナタリアは、ひとり自分の世界に篭って思案しているように見えた。
 過去のあの旅は、彼女にとっても決して安寧したものではなかったから、こうして思案に暮れていたことも多かったと思う。しかし今では、ナタリアの横顔は大人び、勝気でしかし、王族という名前で守られていた娘の表情は、苦労を知った人間の憂いも帯びている。
 これをなんと言えば良いのだろう。
 ただ単に、年を重ねたという感慨でひとくくりにしても良いものでもないと思う。

「ガイ?」
 そんなことを考えていて、声をかけるタイミングを逃していると、向こうから気がついてナタリアが声をかけてきた。
 こんな夜中にどうしたのですか?と聞かれ、苦笑まじりにガイは、眠れなくって、と言い訳をした。
 まさか、大人になったと思ってナタリアを見ていた、とは言えない。
 昔はその手のことを、すぐに口にしてしまい、多かれ少なかれ痛い目をみたものだ。数年たった今、ガイは、誤魔化すという術も手にいれていた。こんなことで成長した、と思われるのも困るが。


 しばらくは、ふたりで並んで黒い海を眺めていた。
 ふたりだけでいるというチャンスに、ガイは感じていた疑問をナタリアにぶつけてみたいと思っていたのだが、こうして静かな空気が流れているところに、無粋な質問をすることに迷いが生じる。
 別に、さほど気になることでもない。
 なにかの拍子に聞けば良い、そんな風にガイが思い始めていたところに、ナタリアが、ガイは・・と口を開いた。

「なんだい?」
「ガイは・・信じていますの?その・・。」
 ああ、そのことか、とガイは思った。
 いきなりの話の展開に、戸惑っているのはガイも一緒だった。
 そもそも死んだと思っていて、しかも、今まで噂すら聞こえてこなかった人物が現れたという話を、いきなり頭ごなしに信じろと言われても、果たして正確な判断をできるものだろうか。
 ましてや、彼らには待ち焦がれていたという複雑な心情があり、いると言われれば流木すら幻獣に見えてしまうほどの危うさを持ち合わせてもいる。
 だからガイは、アニスには悪いが・・・本当にアッシュなのかどうか、そこを疑ってもいるのだ。
 すると、ナタリアはいえ、と言った。
「確かに、根本的なことを言えば、アニスの目撃情報だけでは疑わしい点もありますわ・・・けれど、彼女が言う通り、わたくしたちと彼とは浅からぬ関係にありましたもの。そこは信じるに足ると思うのです。私が言いたいのは・・本当にアッシュなのか、ということです。」
「え?」
「やはり・・おかしいでしょうか。こんなこと。」
「いや、うん。わかるよ。」
 ナタリアはアニスの話ではなく、ジェイドの話を疑っているのだと気がついてガイは頷く。
 しかし、それはガイからしたら意外だった。
 彼女に対する違和感は、ここにきて本物であると証明され、さきほどから言いあぐねていた質問をするべく、ガイは口を開いた。

「ナタリア。その・・気分を害したら、悪いんだが・・・。」
「まあ、なんですの?」
「君は、アッシュではなくルークに帰ってきて欲しいのかい?」

 ナタリアはジェイドを疑っている。
 アニスが目撃したものは信じ、しかし、違うものではないかということは・・・アッシュに瓜二つの人間ではないか、という意味だ。

 ナタリアが旅の間、アッシュを慕っていたことは周知の事実だ。
 ナタリア自身、それを隠そうとはしなかったし、このことについてガイとも何度か話をしたことがある。
 普通なら、アッシュが生きていたと聞いて、ナタリアはもっと喜んで良い。
 なにも疑わしそうに、眉を顰める必要などない筈だ。
 ガイが感じていた違和感を問い正すと、いいえ、とナタリアは首を振った。

「わたくしは、アッシュとルークと、どちらにも帰ってきて欲しいのです。」
「しかし・・・それは。」
「ええ。矛盾しているのはわかってますわ。」
 ナタリアはきっぱりと言い、ついと、海の方に視線を移した。
「ついこの間、なのです・・・。」
「え?」
「ついこの間、ジェイドから"大爆発"という現象について聞かされた・・・。」

 それまで彼らは、完全同位体に起こるといわれるその現象について、一度も説明したことがない。
 2年たってやっと、ジェイドはルークの生存は絶望的だと、そう言って彼らに話した。
 

「2年前、アッシュは死んだのです。」
 もっとも、ナタリアたちが実際に彼の遺体を目にした訳ではない。
 しかし、他ならぬレプリカのルークからその事実を告げられた時、それを疑う余地はなかった。被験者とレプリカの絆の深さを、彼らはいつの間にか、信じきっていたからだ。
 死んだと聞かされ動揺もしたし、大きな悲しみも感じた。だが、それを乗り越え・・2年の月日の間に、胸の痛みも大分和らぐようになった。
 それができたのは、他に大きく縋るものが、ナタリアにはあったからだ。
「わたくしはこの2年間、ずっとルークが帰ってくるのを待っていました。」

 アッシュは死んだ。
 泣いても喚いてもその事実は変わらない。
 しかし、ルークはまだ生きていて・・・エルグラントで別れた時、確かに生きている彼の背中を見たのだ。あれが最後だったとは思えない。

「なのに、今更・・・なんて言い方をしたら、とても冷たいですわね。今になって、生きているとしたら、ルークではなくアッシュだ、などと言われても・・・。」

 待っていた月日を、やっとここまで整理した気持ちを、根底からひっくり返されたようなものだ。
 やっと、かさぶたになった傷を抉られ、またもう一度治療し治せと言われたも同然で、ジェイドのせいではないと分かっていても、憤りを感じた。

「ごめんなさい・・・やっぱり変ですわね、わたくし。どちらにしろ生きて帰ってきてくれれば、なにもいりませんのに。」
「ナタリア・・・。」

 ガイはわかる、と思った。
 ナタリアの悲しみは・・・アッシュを慕っていたからこそ、彼を諦める苦しみは自分たちには計り知れない。
 それでも、ナタリアはアッシュの死を受け入れ、ルークを待っていたのだ。
 その根底を覆されたのだ。せめて、ジェイドがもっと早く大爆発について触れていたなら。
 ナタリアはアッシュを失い、生きていると信じていたルークも、いきなり失ったようなものだ。


「どちらでも、か・・・。」
 ガイのつぶやきを、ナタリアは勘違いしたようだった。
「ごめんなさい、不謹慎な言い方をしましたわね。」
 慌てるナタリアにガイは、いや、と首を振った。

 ルークでもアッシュでもと言う、ナタリアはまともだ。
 自分はずっとルークの帰還しか待っていなかったのだから。
 大爆発の話を聞いての衝撃は、たぶん、ナタリアよりも自分の方が大きかっただろうから。
 自分の薄情さに溜息をつき、ガイはそれじゃあ、とナタリアを向いた。

「ナタリアは、アニスが目撃したのは、本当はルークだったんじゃないかって思っているんだな?」
「・・・思っているというよりも・・・自分でもどう考えたら良いのか分からないのです。あの時、生き残っていたのは確かにルークなのに、戻ってくるのがルークではなくアッシュということが・・・本当にありえるのか、と。」
「ああ・・・。」
 "大爆発"という未知の現象さえなければ、ナタリアの言うことはもっともだ。
 死んだ筈の者と、生きていた者とか入れ替わるなど、本来ならありえない。
 それこそ、どこまで"大爆発"を信じているかによって(ジェイドをではない)、人の受け止め方は大きく違う。

 アニスは、ジェイドの話を信じているのだろう。
 感情的に納得できなくとも、彼女は、現実的で合理的だ。
 そういう現象だ、とフォミクリー研究第一人者のバルフォア博士に言われれば、素直に聞き分ける。

 だからこそ。

 

 
 ・・・本当はルークなのに、アッシュだと思い込んでいるということは、ないだろうか。

 


「やはり、わたくしの考え過ぎでしょうね。」
 ナタリアは苦笑した。
「確かに、アニスの言うことが正しいのでしょう。いくらなんでも、アニスはルークとアッシュを間違えたりはしないでしょう。」
 アッシュを誰かと間違えたというのなら、まだしも、その間違えた誰かは、他ならぬ、ルークなのだ。
 アニスは、ルークを間違えない。
 それは、同じように2年間、かの人を待ち続けた者だけが持つ、共通感だ。

「アッシュにしろ、ルークにしろ。」
 ガイは言った。
「俺は・・・あいつらが生きていて帰ってこない、という事実が気に食わないな。」
 アッシュにしてみれば、ルークを憎むほど拘った故郷だし、ルークにしても。
 彼の気性からして、自分がいないことで悲しむ人間がいるとわかっていて、それを無碍にできる訳がない。
 だから、帰ってきたのならば、一番に知らせる人間はいるだろう、と思う。
 自分たちにではなくとも、バチカルには両親もいる。
 アニスに目撃されたのが、一番初めだなんてあんまりだろう。

「それに関しては、わたくしには何も言えませんわ。」
 暗い海を睨んでいたガイは、視線をナタリアに移した。
「・・・わたくしは、入れ替わったアッシュに気がつかなかった。ましてや、ルークに対しても無神経な態度だったと思います。子供だったという言い訳はききません。」
「ナタリア?」
「わたくし、確かにアッシュを好きだと思っていたのですけれど・・・。」
「え!?違うのか?」
 そんなことはありえないだろうという驚きに満ちた声で、ガイは聞き返す。
 ナタリアはそんなガイを、ちらりと見て、口元に笑みを浮かべた。
「そもそも、アッシュを好きだと思った、きっかけはなんだったのでしょう?」
「なんでって・・・昔からじゃ?」
「では、ふたりが入れ替わった後、わたくしが好きだと思っていたのは、誰?」
「それは・・・。」
「ルークです。確かに、ルークなのですわ。」
 ナタリアは言った。
「私は、たとえアッシュと取り違えていても、確かにルークを好きだった時期があるのです。けれどルークが、私が知っている彼ではないと知ると、すぐに思う相手を変えてしまった・・・。まるで軌道修正してしまったかのように。それで思うのですけれど、私の心は、もしかしたら、幼い日にプロポースしてくれた、あの時の"ルーク"の想い出を愛していただけなのかもしれません。」
 それは、小説の主人公に熱をあげているのと、なんら変わらない程度のことで。
 だから。
「どちらに対しても、大変な侮辱ですわね。」
 ナタリアは無言だったが、だから、彼らがわたくしたちから逃げようとしても責めることはできません、とその後には続くのだろう。
 ガイは、無意識に手を頭に回し、そのまま、ガシガシと頭を掻いた。
「なんていうか・・・そこまで自分に厳しくなくても良いと思うんだが・・・。」
 ナタリアは自分を責めてもいたのか、と少しだけ驚く。
 自責の念は、ガイにもあるが、しかし・・・あの時は、人のレプリカなどという存在があるとは誰も思いもしなかった。
「アッシュが入れ替わっているのに気がつかなかった、っていうなら俺も同罪だよ。」
 ルークの世話役だったってのに。
 復讐の炎の前においては、幼馴染の気配など、気にかけるほどのこともなかった、ということか。
 ふたりの叫びをあの時、聞き逃さなければ、もっと違う結果が待っていた筈なのに。

 間違わなければ、アッシュがルークとしてアクゼリュスで死んだだろうという事実があったとしても、それは変わらない。
 自分たちは確かに、アッシュにもルークにも謝らなければいけないのだろう、とガイは思った。

 

 

 

 

 

 

 

 

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というか大爆発のことを聞いても、それをもっと疑問に思う人がいたって良い。
ナタリアが幻を好きだったと自覚したりすると、あとあと楽だ〜なんて思っての人選だなんて、そんな。

(’10 4.11)