ハミングバード

 

 

 

 

 

 その日は、妙に濃密さを感じさせる夜だった。
 
 空には飴色の月が浮かび、数々の星が瞬いていたが、静かで物音がしない。
 宿の裏手が森に面しているからだろうか。
 時折、フクロウの鳴く声が聞こえたが、遥か遠くから響く鐘の音のように寂しげ、森の中にこだましていた。

 

 ルークは、割り当てられたひとり部屋の窓を薄く開け、荷物の整理をしていた。
 旅の初めの頃は、ジェイドに意外ですね、と目を丸くされたが、ルークは整理整頓を得意としている。その為、いつもなら、仲間の荷物全員分のチェックと整理を欠かさないのだが、今日は自分の分だけだ。

 いつも纏わりついているチーグルの子供は、今夜はティアのところだった。
 ティアの可愛いもの好きは、時にはやっかいではあるが、ひとりになりたい時などは、むしろ助けられることが多い。
 もっとも・・・翌日、帰ってきたミュウは、一時もルークの傍を離れなくなるし、逆に目に見えてティアを避けるようになるので、貸し出した一晩の間に、ミュウがいかな目にあっているかを想像すると、少しだけ気の毒な気もしたりする。


「さて・・と。」
 使いやすいように荷物を袋に入れなおすと、日課になっている日記でも書くかと、ルークは床から立ち上がった。
 途端に、ふわり、と風がルークの後ろ髪を揺らす。
 この地方は暖かいが、入り込んだ風が冷たくなってきたことに気がついて、ルークは机に向かう前に、窓へと足を向けた。
 
 ・・・と。


 部屋の外から、かすかな話し声が聞こえた。
 不審に思い、ルークは誰かいるのかと1階の部屋の窓から身を乗り出して、暗闇に目を凝らす。
 墨を塗ったような中にはなにも見えなかったが、やはりなにやら囁きあっている声が聞こえてきた。

「そうは・・・ても・・な・・。」
「・・・・でゲス・・。」


「おい、そこに誰かいるのか!?」

 少し大きめの声でルークが暗闇に叫ぶと、話し声はぴたりと止まった。
 脅かしてしまったのかもしれないが、もしも良からぬことを企んでいる連中だったら、これは予防線になる筈だ。
 ルークは息を殺して、突然襲い掛かられても対応できるように、ベッドに立てかけてあった剣へと手を伸ばす。
 いつでも抜けるように右手で鞘を押さえながら、ルークがじっと待っていると、やがて派手な服装をしたふたり組が、暗闇の中からぬっと現れた。

「・・・・わっ!」
 目立たないような格好をしている相手を想像していたため、その目にも鮮やかな色彩にルークはぎょっとして、小さく声をあげた。
 しかし、よく見るとそれは怪しい連中ではなく(いや、服装も素行も十分怪しいが)知っている人物だった為、あれ?おまえ達・・とルークは目を丸くした。


「おーぅー。」
「ラッキーでゲス。」
 漆黒の翼のふたりが(ヨークとウルシー)、にやにやと笑いながらルークを見ている。
 その声が聞こえたルークは、ラッキー?と首を傾げた。
「調度良かった。あんたを、探していたんだ。」
「?俺を?」
 そうだと頷くヨークに、とりあえず一緒に来て欲しいでゲス、とウルシーが言った。

 もしも、これがガイであったなら、そんなことは絶対に了承しなかっただろう。
 しかし、ルークの性格は、良く言えば疑うことを知らず、悪く言えば単純だった。ましてや知らぬ仲ではない、漆黒の翼の言うことだった為、ルークは深く考えもせず、待ってろとふたりに言うと、剣以外の荷物も持たず、宿から外へと出て行った。
 誰かに話をするとか、書き置きするとか、そんな事は思いつきもしなかった。


 そして、手招きされるまま、ふたりの後を追っていき・・・宿の明かりが見えなくなるほどの距離まで歩いたところで、今度は、目の前に、ぬっとノワールが現れた。
「素直についてきてくれて、助かるよ。坊や。」
 ノワールは、ルークの後ろから誰もついてきていないことを確認すると、満足げに笑い、よくやったねおまえ達と、ヨークたちを労う。

「?俺に、なんの用だ?」
 ルークの問いに、別にあたしたちが用がある訳じゃないんだよ、とノワールは答える。
「ちょいと・・・アッシュの旦那に頼まれたのさ。」
「アッシュに?」
「そう。あんたを連れてこいってさ。」
「・・・・・。」
 ここにきてルークは、なんか変だ、と気がついた。
 漆黒の翼の話が本当だったとして、どうしてアッシュがこの連中に頼む必要がある。
 アッシュなら、回線を使って、簡単にルークを呼び出せるのに。

「そんなに睨まないでおくれよ。」
 ルークの考えていることが筒抜けだったらしく、ノワールは苦笑して、本当のことなんだよ、と言った。
「旦那は・・今、ちょっと訳ありでね。あんたに直接、連絡したくないらしいのさ。」
「なんで?」
「それは・・・直接会って、確かめておくれ。あたしらの口からは言えないから、さ。」
「・・・・・。」
 ノワールの蟲惑的な、ぽってりとした唇をルークは睨む。
 なにを企んでいるのだろう。
 ・・・まさかと思うが、もはやアッシュになにかしたりしたら・・・。
「あたしらの都合で言えないんじゃないよ?」
 ノワールは、少しだけ眉を下げ、困ったようにルークを見る。
「そりゃ、説明するのは簡単さ。だけど・・・アッシュのあの性格だ。他人に、今の自分の状況を話されるのは、きっとプライドが傷つくだろうと思ってね。」
 その声は、真摯な響きを持って、ルークの耳に届いた。

「・・・分かった。」
 ルークは言う。

 漆黒の翼は確かに盗賊団かもしれないが、アッシュの手先になって世界を救う手助けをしているのも確かだ。
 なによりも、アッシュに繋がっているという点においては、信用に値する。
 ルークはそこを信じることにした。
「それで・・・アッシュはどこにいるんだ?」
「この街にはいないでゲス。」
 ルークの後ろで、ウルシーが答えた。
「隣の、隣街ってところですかね。ここから近くもないが遠くもないってところに、ひとりでいるでゲス。」
 分かった、とルークは頷いた。
 とりあえず、道案内を頼めるかと言うと、間違いなく送り届ける、と漆黒の翼は請け負った。


 
 
 


 歩いていくものと思っていたが、意外にも辻馬車が用意がされていて、ルークは少しだけ警戒心を解いて、それに乗り込んだ。
 もしも、漆黒の翼がなにかよからぬことを企んでいたのだとしたら、人目につかないように行動するだろうし、御者はどうみても一般人で怪しいところがない。
 ノワールとヨークの後ろから乗り込み、扉を閉める瞬間に、ルークはああそうだ、と思い出した。
 馬車で行くほど遠くへ離れることを、誰にも告げていない。
 このままなにも言わずにいなくなってしまっては、まるで神隠しだ。状況を知る者が誰もいないのは、マズイ。
 ルークがそう告げると、ウルシーがその場にひとり残って、ルークの仲間に伝言をしてくる、と言う。
「え?」
 そこまでじゃねぇだろう、とルークは思った。
 確かに、ルークは頼まれごとをされている立場かもしれないが、しかし仲間に話してくるくらいのことで、漆黒の翼を使うことはない。
 しかし、ルークがそう言うと、ウルシーは首を振り、アッシュのところへと行ってくれと頼んできた。
「いや、アッシュのところへは行くけどよ・・・。」
「ちょっと、坊や。」
 ノワールが話に割り込んで来る。
「ウルシーのことは大丈夫だから。来るって決めたんなら、とっとと来て欲しいんだよ。こちらは急いでるんだ。」
「そういう事じゃなくってだな・・・!」
 お願いするでゲス、とウルシーがルークの言葉を遮る。
 そして、ルークが座席に腰を下ろしたのを確認すると、外側から馬車の扉を閉めた。
「旦那のこと、頼んだでゲスよ・・・。」
「・・?ああ・・・。」
 不自然さを感じながらルークが頷くと、次の言葉を言う前に、馬車は走り出した。


 ルークとノワール、ヨークを乗せて出発した馬車に、小一時間ほど揺られただろうか。
 いつのまにか、うつらうつらとしていたルークは、ほら着いたよ、というノワールの声で目を覚ました。
 どこへ向かったものなのかさっぱり分からないまま、ルークが窓から目を凝らしたが、そこにはなにがある訳でもない。
 促されるまま、馬車から降り周囲の様子を伺うと、どうやら森の中らしい。予想では、てっきり宿かなにかだと思っていたのに、ここで降ろされた意味がわからず、ルークはこれからどうするのかを訪ねようと後ろを振り返った。
 すると。
「じゃあ、後は頼んだよ。」
 ルークの目の前で、馬車の扉が閉まる。
 え?と驚いている隙に、ノワールが窓から首を出し、アッシュならこの先の一軒屋にいるよ、と告げた。
「お、おい!ちょっと待てよ!」
 待てないよ、とノワールが言った。
「次の仕事があってね。悪いね坊や。それに・・・あんたひとりってのが、アッシュのご指名なのさ。」
「おい、待てって・・!さっきからおまえらの言うこと、変だろっ!?」
 え、今頃そんなこというのか、とヨークが呆れている横で、ノワールは、苦笑しながら、あたしらじゃ、アッシュのご期待に副えないってやつでね、と言った。
「・・・アッシュのこと、頼んだよ。」
「あ・・ああ・・・。」
 さきほどのウルシーと同じ台詞を、やはり真剣な面持ちで言われ、ルークが条件反射的に頷く。
 それを見てノワールは満足そうに笑うと、もう一度、頼んだよ、とルークに念を押して、馬車は去って行った。


 


「・・・しかたねぇなぁ・・・。」
 
 もうここまできて、こうなってしまった以上、どうしようもない。
 ルークは覚悟を決め、ノワールが指差した方向に目を凝らすと・・・確かに、獣道のような細い道が見つかった。
「こっちってことだな・・・。」
 ひとりごちて、ルークはそちらに足を進める。(いくらルークでも、いきなり森の中にひとりで残されると、それなりに心細い)
 道はあまり人が使ってないらしく、真ん中を歩いていても、足の裏に雑草を踏んだ時の感触を感じた。
 森の中に入ってしまうと、さらにあたりは暗さを増し、ルークは慎重に足を運んだが、一度などは土の上に出ていた大きめの石に躓き、あやうく転倒しかけたりもした。
 やがて、うっそうと茂る木々が開け、丸く切り取った空を埋め尽くす、降るような星々を背にして、一件の小さな家が建っていた。
 そうと知らされなければ、誰もこんなところに家があるとはわからない、そんな場所だった。
 
 
「あ。ここかな。」
 口に出して言って・・・ルークは違和感に気がついた。
 家に、灯りがともっていない。
 窓にはきっちりとカーテンが閉められていたが、その隙間からも見えるのは暗闇ばかりだった。
 まるっきり無人の気配に、ルークの警戒心が高まった。
 入るか、入らないかを逡巡しながら、ぐるりと家の回りを一周したが、やはりなんの物音も聞こえてこない。
「本当にこんなところに・・・?」
 思わず零れるひとりごとは、森の闇に溶け込むばかりだ。
「・・・アッシュがいるってのか?」
 しかし、アッシュの名を口にした途端、ルークのなかで覚悟が決まった。
 ルークは剣の柄に左手を添えながら、家に近づく。
 玄関までの3段ある階段を一歩一歩、音をたてないように上がっていくと、そこにランプが転がっていた。ご丁寧に火種も装着され、マッチも傍においてある。
 人がいることを知らせてしまう危惧もあったが、とりあえず、こう視界が悪くては状況を把握できないと判断し、ルークは警戒しながら、ランプに火を灯した。
 オレンジ色の柔らかい光が、ぽうっと周囲を照らす。
 ランプに照らしながら確認すると、家は新しいものではなく、しかも最近まで使われていたという風でもなかった。あえていうなら、森番の小屋が放置されている、という感じだろうか。

 入り口の扉にそっと手を置く。
 夜の大気に冷えた木の感触が空々しく、ルークを拒絶しているようにも思えたが、思い切って力を込めてみると、扉はすっと内側に開いた。
 鍵のかかっていない室内に、そっと片足だけ踏み込み、内部を照らすようにランプをかざす。

 簡素な室内だった。
 小さなテーブルと、椅子の足がようやく見えたが、暗くて他は確認できない。
 ルークは、足音を殺して中へと入っていった。
 右手でランプを掲げ、左手は剣を掴んだままで警戒しながら、右側を壁伝いに歩いていく。
 狭い室内の中央を灯りに照らしていると、中央付近に小さな煙突式のストーブが見えてきた。近づくと、ギシッと床が音を立てたが、どこからも襲ってくる気配はなく、ルークは左手でストーブに触れたが、冷えて使用されていた気配はない。
 よく見ると横にくべる為の薪が積んであったが、長いこと火がくべられた形跡はなかった。

 やっぱり、おかしい・・・。

 ルークは眉を顰める。
 人の気配がまるっきりない。
 人が暮らす為の家であることはわかるが、この状況を、どう考えたら良いのだろう・・・。


 そんなことを考えていた矢先。
 なにかが暗闇から、ばっと飛び出してきた。
「・・・っ!しま・・・!」
 ランプが床に落ち、弾みでルークから離れるように、ころころと転がった。
 後ろを取られたルークは咄嗟に剣に手を伸ばした。
 しかし、その手首を取られ、後ろから羽交い絞めされて喉元がぐっと詰まる。身の危険を感じて、歯を食いしばり、後ろへと肘鉄を叩き込んだが、避けられた。
 この暗闇でも、こちらの動きが読めるかのような相手の行動に手強さを感じて、体を捻ろうとした時・・・。

「・・騒ぐな、屑。」

 耳元に吹きかけられるように、深い声が聞こえた。


「・・アッシュ!」
 なんだよ、いるなら気配を殺したりすんなよ!とルークが抗議をすると、アッシュはルークの体をぱっと離した。
 それなりにきつく喉元を絞められていた為、アッシュの腕がほどけた途端、ルークは咳き込んだ。
 アッシュはその間、もちろんルークの背中をさすってくれるような優しさをみせず、ただそこに突っ立っているようだった。
「い・・・いたんなら、いたと言えよ・・・。」
 咳き込みながらルークが抗議すると、アッシュはちっと舌打をした。
 呼びつけておいてその態度はなんだよ、とルークは腹をたてたが、とりあえずこの可笑しな状況では話もできない。
 ルークは、灯りつけるぞ、と言ったがアッシュは答えなかった。
 アッシュが無言でいようと、ルークの気持ちは動かされず、さきほどアッシュのせいで落としたランプを拾いに、部屋の隅に移動する。運の良いことに、火種は消えておらず、またどこかに燃え移ったりもしていなかった。
「アッシュ、ここ他に照明はないのか?」
 今時ランプもないだろう、とルークが聞けば、アッシュは、こんなところにある訳ねぇだろう屑、と答えた。
 その口調にむっとしながらも、ないならないで仕方がないと諦めて、とりあえず、アッシュの傍まで移動しようとすると。
「あ!なんだ。他にもランプがあるじゃん!」
 ストーブの近くに、天上から吊りさげる大き目のランプが置いてあるのに気がついて、手に取った。
 照明の光には及ばないかもしれないが、これで部屋のなかが今よりも明るくなる。
 そう思って喜んだルークは、次に感じた違和感に、眉を顰めた。

 さきほどまで、この家には灯りの類は一切灯っていなかった。
 照明はないかもしれないが・・・その代わりにランプはあったのに、さっきの口調では、アッシュはそれを知らない風だった。
 知らなかったのは、探してなかったからではないだろうか。しかし、探すもなにも、あまりにも分かりやすい場所にランプはあって、それに気がつかない訳はない。それなのにどうして、つけていなかったのか。

 灯りをつけてはいけない理由でもあるのか、とルークは訝しんだが、灯りをつけるぞと宣言しても、アッシュからは制止の言葉が飛んできたりはしなかった。
 ルークは、不思議に思いながら、大きいランプに火を灯す。
 ぽわっと家のなかが明るくなり、さきほどよりも安易に物を見渡せるようになった。
「よし!」
 ルークは、足場にしていた椅子から飛び降り、テーブルの椅子に座ったアッシュを見た。
 ルークの位置から斜めに向くように腰掛け、床をじっと見つめている。
 アッシュには表情が一切なく、ランプに照らされた頬はまるで白い蝋のようで、まるで生気がない。
 それを見て、ふとルークは、何度も言われた漆黒の翼からの、奇妙な頼みごとの意味に思い当たった。

「アッシュ・・・?」
 自分の口から出たアッシュを呼ぶ声は、不安げに揺れていた。
 それにアッシュも気がついたのだろう。
 床から顔をあげ、しかし、ルークを見ないまま、なんだ?と答える。
「もしかして、アッシュ、具合悪いのか?」
「・・・・・なんで、そう思う?」
「だって・・・。」
 いつもの、刺すような覇気がない。そして、どこかぼんやりしているように見える。それに・・・。
 思わず、ルークはアッシュの額に手を伸ばしていた。

 ルークの手のひらがアッシュの額に触れ、アッシュが息を飲んだのがわかった。
「うーん・・・熱はないか・・・。」
 アッシュの体温は別に熱くないようだった。
 ほっとしてルークが息をついた途端。
 バシン!
 と大きな音がして、ルークの手が叩き落とされる。
「って!なにすん・・!」
「気安く触るんじゃねぇ!」
 いつものこととはいえ、心配してやっているというのに、この仕打ち。
 アッシュの怒鳴り声に、思わずルークもむっとなる。
「なんだよ!だったら、手を伸ばした時、避けりゃいいだろ!」
 それこそ暗闇から飛び掛った訳でもあるまいし、ルークが手を伸ばした時に触れられることくらい分かった筈だ。
 そう言い返したルークだったが。
「・・・・・。」
「・・・・え?」
 アッシュからは、なにも返答がなかった。
 いつもなら、胸倉を掴んできても可笑しくないほどのなのに、普段の短気なアッシュとは、かけ離れた反応だ。

「アッシュ?」
 ルークはその名を呼びながら、不安が胸のうちに広がるのを感じる。

 なぜアッシュは、灯りをつけていなかったのか。
 なぜ、ルークの手を避けなかったのか。
 漆黒の翼の、意味ありげな言葉。
 そして。


 アッシュはずっと床を見たまま・・・一度もルークの方に顔をあげない。

 

 まさか。

「・・アッシュ、まさか・・・。」
 ごくん、と唾を飲み込もうとしても、うまくいかない。
「目が、見えない・・・のか?」
「・・・・・。」

 無言は肯定の証。
 ルークの口から、知らずのうちに、嘘・・と言葉がついてでた。

 

 

 

 

 

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