救急法での酸素供給は、医療手当てとは違います。
「業」として「酸素」を「反復して不特定多数に」供給する場合とは、まったく異なる行為
だからです。
緊急時に、ベースとなる救命法や応急手当法を実施しながら、その流れと進行を妨げることなく
「酸素」を加える補助行動として、緊急酸素があります。
現在、各種施設や学校などには、昔配分されたさんそきざいが放置されて設置されていたりします。
「酸素」の扱いは、「供給」に関しても知っておかなければいけないことはありますが、むしろ「管理」と
「器材の取り扱い方」に問題があるのです。
医療教育でも、まだまだ「酸素器材」の安全で有効な取り扱い方が紹介されていない日本の現状に
アメリカ生まれのノウハウは、必ず役に立つものが数々。
アウトドアガイド、スポーツインストラクター、自然体験プログラム監督者、などなど それらの活動関係者の沢山のみなさんに
役立てていただきたいと思います。
また、医療従事者の皆さんにも、ぜひ参加して体験していただきたいコースでもあります。
すでに、医療従事者のお立場から参加いただいた際に、多くの好評のお声をいただいています。
※ ※ ※
あたらしくアメリカ心臓協会から発表された「ガイドライン2005」などでは、
緊急時に酸素を供給することが、基本的な救命の手順を遅らせるべきではない、との記載が載っておりますが、
その記載こそ、この緊急酸素サプルメントの受講価値を示すもの、と言えるでしょう。
まず実施すべき救命法・ファーストエイドの流れを滞ることなく実施しながら、付加的に酸素を供給できるように
すばやさ、スムーズさのために実習訓練を反復するこの緊急酸素供給サプルメント・コースは、
緊急時のサプルメント訓練として、非常に優れた効果を発揮できるでしょう。
緊急酸素供給サプルメント・コースは、そんなスムースな救命法・ファーストエイド法の実施に、
「緊急酸素」を組み入れるトレーニングを提供することを主目的としています。
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