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おしいれのぼうけん
著者名 : 古田足日・文 田畑精一・絵
出版社 : 童心社
発行年 : 1974.11
N D C : 913
ひとこと : まっくらやみのそのおくに

 おうちにおしいれはありますか?。おしいれに入ったことはありますか?。
 さくらようちえんにこわいものが2つあります。おしいれとねずみばあさんです。
 おひるねのじかんにけんかをしたあきらとさとしはおしいれにいれられてしまいました。おしいれにいれられた子はすぐに「ごめんなさい」とあやまりますが、2人はあやまりません。するとおしいれにねずみばあさんがあらわれました。子分のねずみたちがおいかけます。それでも2人はあやまらず、がんばります。2人はどうなるのでしょうか。
 しろくろの絵の中にときどき入る色のついた絵がどきどきを大きくします。
 大人にとってのおしいれはものをしまうところですが、子どもにとってはふしぎでちょっぴりこわいところではないでしょうか。
 おしいれにひとりで(こわかったらお友だちと)入ってみませんか。さとしとあきらよりすごいぼうけんがまっていますよ。

(木馬)