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やまからきたぺんぎん
著者名 : 佐々木マキ・文  佐々木マキ・絵
出版社 : フレーベル館
発行年 : 1986.3
N D C : 913
ひとこと :
ぺんぎんはどこでもかわいい

 フライトコンパスの絵本一覧を見ていると『やまからきたぺんぎん』が目にとまりました。「管理人さんの『やま』と『うみ』の打ちまちがいね」と思いつつも本をさがしたらありました(管理人さん疑ってごめんなさい)。ぺんぎん=うみ、と思っていましたが山も似合うんですね(本の中ではいちどもうみは出ませんでした)。本を手にしたらひきこまれました。

 山おくそだちのぺんぎんさんは、かきごおりがたべたくなってまちへ行きました。たくさんかきごおりをたべたあとしんせつなこおりやさんのおじさんのもとでアイスクリームうりをてつだうことにしました。ある日ぺんぎんさんはじけんにまきこまれます。でもぺんぎんならではのとくせいとちえでかいけつします。

 秋田には道ばたでアイスを売るおばさんたちがいます。そう、あのゆうめいな「ババヘラアイス」です。もしかしたらどこかでペンギンさんがおばさんに変装して売っているのかもしれません。秋田に来たらさがしてみてください。きっととびきりおいしいアイスですよ。


(木馬)