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  とうとう「封殺鬼」シリーズの最終巻が出た。
  「封殺鬼」は、平安の昔、鬼になってしまった二人が安倍晴明に救われて彼に仕え、死後はその代々の子孫にずーっと仕えて悪い奴やら何やらををやっつけまくり現代に至っている。というお話。
  明るく脳天気な聖と真面目で一途な弓生の鬼コンビが大好きだった。彼らの主たちも好きだった。最終回に辿りつかずに終わってしまう物語も多いというのにきちんと終わってくれて、しかも納得の行く姿を見せてもらってまずは満足してる。でもまだ読みたい。
  幸い次は別の時代バージョンで読むことができるようだ。長く生きてる設定って読者にはいい。そのうちこのシリーズの面子の二十年後とか読めるといいな。  

 

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